フォーレン王国シリーズフォーレン王国シリーズあらすじとキャラクターです~あらすじ~ ウォーネス暦2534年。 大国フォーレンの王子リュエール・マタニア(通称リエル)は、王妃シンディを亡くしてからの父王ショロフの変化に違和感を覚えていた。 残酷な性格となり、隣国に戦争を仕掛け、領土の拡大を狙うショロフに、最早昔の優しかった父親の面影はなかった。 「国益のためとも違う、何かが父さんを動かしている」 リエルは双子の妹フローナと共に、父の背後にある何かを探っていた。 そしてある日、大臣を筆頭とした官僚たちによって、王が操られていることを知る。しかしリエル達もまた、その反逆者によって捕らえられることになってしまう。 フローナがおとりになったおかげで、かろうじて城から抜け出すことの出来たリュエール王子は、家族を、そして国を取り戻すために旅立った。 キャラクター紹介 リュエール・マタニア・ウォル・フォーレン(通称リエル) 主人公。いつもはお人よしで、空でも飛んでいるようにポヨポヨとした性格だが、いったん切れると、頭は回るし敵には容赦ないしで、まったく正確の変わる二重人格王子。妹のフローナを溺愛している(シスコン?) 若くしてフォーレンの英雄王となる。 ルーシー 黒髪の精霊。フォーレンが神国と呼ばれるのは、他国には存在しない精霊が暮らしていることも理由のひとつなのだが、ルーシーもその一人。黒髪の精霊はその血に秘める魔力が高いために、魔力を欲しがる人間から狙われることも多く、ルーシーもその被害にあっている。リエルのかけがえのない仲間。彼女もフォーレンの英雄となる。 パロヒィ ルーシーの精獣。精獣は精霊が産まれると同時に産まれ、その精霊に一生付き従い、精霊が命を落とすと同時に死に至る。パロヒィはルーシーの成長に合わせてその姿を変える「ネコウモリ」と呼ばれる形の精獣。 竜姫 フォーレン王国領内の北の街、ローゼでフォーレンの神:双竜を祭る姫巫女。予知能力を秘めており、リエルとルーシーを影でサポートする。前線出でることはめったにない。本名は不明だが、彼女には大きな使命とそれに関る秘密がある。 リベルル・ショロフ・ウォル・フォーレン リエルの父。名君として誉れ高かったが、最愛の妻シンディーを亡くし心が弱っていたときに、大臣達の手によって術にかけられ操られ暴君と化す。 フローナ・マタニア・エル・フォーレン リエルの双子の妹。清楚可憐でつつましく、心優しいお姫様。体の弱い彼女は、外を感じることの出来る物を持ってきてくれた、優しい兄を慕っている。 大精霊 極寒の地リア大陸に眠ると言われる、精霊たちの祖。創造神と唯一顔を合わせたことのある精霊として神話に残っている。 |