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2012.10.09
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カテゴリ:恋愛
9月になって。
またイケ君からお誘いがありました。



実は、今回はイケ君から仕事上の相談があり。




イケ君の後輩にあたる新人ちゃん(♀)が。
モチベーションがダダ下がりらしい。

会社の新人育成担当は、私だから。



その相談で、イケ君から個別に相談があった。


ちょうど、その新人ちゃんと会う機会があったから。
「様子をみておきます」と伝えて。


その報告がてら。



また飲みましょうという話になった。




10月上旬に再び再会。



イケ君が予約してくれた店。
渋谷のど真ん中にあるお店。



私「どうやってこのお店探したんですか」


イ「カップルシートがあるお店を探しました(笑)」




本人が言うとおり。
そのお店はカップルシートの、個室のお店だった。



ソファで、二人して同じ方向に向かって座るタイプ。




なんだかすごい恥ずかしいんですけれど。





イケ君がどういう気持ちでこういう部屋を選んだのかわからない。
飄々と冗談でそういうお店を選びそうな気もするし。
邪な気持ちをすでに持っているのか。



とにもかくにも、乾杯して、飲み始める。




新人ちゃんの報告をする。
確かに彼女は不安を抱えているが。
そこまで心配するほどではないだろうこと。


イケ君も、個別に上司とも相談して。
いろいろと対策を打っているらしい。




そこで、その新人ちゃんから聞いた話をイケ君にぶつけてみた。



私「私のことを、『俺の女だ』発言したみたいですね」



新人ちゃんが、「イケさんが、マオフイさんのこと『俺の女だ』と言ってましたよー」と、言っていた。
思わず笑ってしまったが。
そんなこと吹聴されてしまったら、育成担当としての立つ瀬がない。



イ「そんなこと言ってません!飲んだことがある、って言っただけです!!」


私「絶対、言ったはず!新人ちゃんが、嘘であんなこと言うはずないですって」




そんな押し問答をした。
本当にイケ君が邪な気持ちを私に抱いていたら。
既婚者の彼は、冗談でも新人ちゃんにそんな話はしないだろう。



そんなんで。
やっぱりイケ君は、私のことをかるーく考えているのだなと思っていた。




イケ君と、互いの近況を話す。





イケ君は、自分の娘さんのためにスキーを始めたらしい。
それまではスノボ専門だったけれど、子供とウィンタースポーツをするには。
スキーのほうがいいだろうと考えたとのこと。



イ「マオフイさんは、最近は何かないんですか?誰かいい人はいないんですか?」



と、お決まりのように聞いてきた。



実は、最近ちょっといいな、と思う人が現れて。
そのことを少し話すと。


イ「ホントですか!?見る目を持った人が他にもいるもんですね…」




などと言ってくるから、笑ってしまった。
私は、パッと見価値がわからない骨董品ですか。



イケ君が、やや口説き口調になってきたから。
あえて話をずらしてみた。



きっと彼もこの話題には食いつくだろうと思ったけれど。




思いの外、「私が気になる人」から話題をそらさない。




イ「その人は社内の人ですか?社外の人ですか?」


私「社外の人ですよ」


イ「その人とはどこまで進んでいるんですか?」


私「別に、そんな進むとかそんな関係じゃない」


イ「マオフイさんが、自分とこうして交わしているようなことを、他の人とも話していると思うと嫉妬しますね」


私「・・・・」




イケ君には。
以前にも。


私があまり人を好きなりにくいことを話していた。



好きでない人に近づかれるのも、嫌なんだと。




イ「手をつないでみませんか」




イケ君が手を伸ばしてきて、私の手を握る。




手をつないだまま、そのまま他の話を続ける。




実は、このとき。
私は日本酒を飲んでいまして。


気が付けば4合くらい飲んでいまして。




後になればなるほど、記憶がおぼろげなので。
この後の話は。



おぼろげの反応鈍い、マオフイがお送りする一コマになります。
(肝心なところの記憶と判断力がいつもない、マオフイ)



つづく





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Last updated  2012.10.09 23:20:13
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