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50代で料理を楽しむ女性が減少しているそうです。
このデーターでは、そもそも料理が好きではなかった人が50代になったのか、好きだったものが嫌いになったのかが明確ではないのですが、 一時期より50代で料理が好きな人が減ったようです。 今の50代というと、まだそれほど晩婚化が進んでいなかったので、 子供がいれば20代~が多いでしょうか。 子供も食べ盛りを過ぎて、毎食の準備やお弁当作りもひと段落していそうです。 自分の為だけ、もしくは伴侶分だけの食事作りに魅力を感じられない人もいそうです。 結婚後どちらかの両親と同居というスタイルも減少して、 得意料理がお母さんやお祖母ちゃんから受け継いだ家庭料理、という人が少ないことも予想されます。 得意料理がハンバーグ、オムライス、パスタ・・・・・。 これではコンビニやファミレスから提供してもらえる、安価な料理に太刀打ち出来ない可能性も出てきます。 都会と地方など差があるでしょうが、若いころからコンビニ弁当を食べてきた人もいるでしょう。 コンビニ食への抵抗も少なく、安価な美味しさを知っています。 実際、冷凍技術の進化や、おにぎり、お弁当の味や安全性の改善も目覚ましいです。 ある程度の知識は必要ですが、コンビニなどでもバランスの取れた食事を低価格で簡単に入手できる時代です。 家事の時給換算や、苦手なことをするより、得意なことでお金を稼ぐべきという考えの影響も。 10年ほど前からでしょうか、家事の分担や、効率化の声も出てきました。 コスパ換算をして、効率的に生きるべきと考えが浸透してきました。 4人家族分の、そこそこバランスの取れた食事を用意するには、コンビニより誰かが作ったほうがコスパが良いでしょう。 しかし、一人分、もしくは二人分の食事なら、コンビニのお惣菜に置き換えるのもありかもしれません。 そうやって、最初は週に1回、ご飯だけ炊いておかずは出来合いのお惣菜を買うなどは、時短や節約テクニックでも盛んに言われてきました。 コンビニやファミレス食に代替え可能なコスパの悪い食事(献立を考え、買い物をして、作ってもコンビニより美味しいとは限らない) をあえてつくる意味を見出すのは難しいかもしれません。 コスパの悪いことをするべきではないという空気は、本来料理が嫌いではなかった人の意欲も下げた部分がありそうです。 家事全般にも言えることですが、外注出来ることに家族の感謝が無ければやる気が出ないのも当然です。 家事の時給換算が自分(家族というシステム)の首を絞めた部分もあるのではないでしょうか。 料理は、自分の好きなものを好きな時に作る分には楽しいものです。 その楽しさを思い出すことで、50代以降の料理好きがまた増えるのかもしれません。
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最終更新日
2022.08.13 18:34:30
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