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カテゴリ:映画鑑賞記
タイ映画「マッハ弐」を観ました。
ところどころ面白いところはありましたが・・ 続編がある前提で制作してるせいか 映画としての完成度はイマイチな気がします。 予想外にヒットした1作目の マッハ!!!!!!は現代のお話でしたが 「マッハ弐」は1作目で物語の鍵になる仏像の由来に関する話のようで 舞台はいきなり15世紀のアユタヤ王朝時代という設定です。 興味深いところとしてはトニー・ジャー演じる主人公は アユタヤ王朝に滅ぼされる”東の諸侯”の王子サマという設定。 トニー・ジャー自身はタイ東北部のスリン出身です。 タイ東北部はイサーンと言われ 文化的にはカンボジアやラオスに近く、 タイに住んでいると「イサーン顔」「イサーン訛り」は ある程度識別できるようになるかもしれません。。。 タイの北部や中央部(バンコク周辺)は 今の中国雲南省あたりから南下した人が多いので 日本でいう弥生人、縄文人のような関係が タイ北部・中央部とタイ東北部の間には成立するかも。 映画の中では珍しくアユタヤ王朝側が悪者に描かれています。 タイの時代劇の場合は大抵は悪者と言えば アユタヤに侵攻したビルマ側になっちゃうんですけどもね。。。 それゆえタイ国内でヒットした時代物の映画は ミャンマー現政府の抗議により海外では上映されず・・なんて事もあります。 あとは主人公は子供時代に山賊に拾われて武術をしこまれる前は 舞踊を習っていたという設定なので謎の舞踊シーンもあります。 主人公の幼馴染の女の子の踊る踊りは「ロッブリー」という演目↓をベースに カンボジアのアプサラダンス↓を組み合わせたかのような 創作前衛モノでしたがこれはこれで面白かったです。 まあ何にせよ、、タイの場合は今のタイ人の主流を占める方々のご先祖が クメール系言語を話す先住の方々を征服したのは600年くらい前ということ。 以前に読んだ 怪奇映画天国アジアで タイのホラー映画などで出てくる呪いの言葉はクメール語起源というのも ちょっとした驚きでもありました。。 それからちょろっとですがタイの呪術的伝統医療の ヤップ(足裏に薬草オイルを塗って火渡り(?)のような事を行ってから足踏みで施術する)も 一瞬ですが登場します☆ まあ・・・「マッハ弐」はこういう背景踏まえて見れば、まあまあですが 一作目の「マッハ!!!!!!」のように何も考えずに楽しめるかは微妙です。 タイの歴史・文化に興味がある人向けかな。。。 1/24(日)14時半~16時半に八王子(JR中央線八王子駅or京王八王子駅より徒歩5分)で 「ベリーダンスとルーシーダットン」開催します☆ 参加費は予約2000円、当日2500円ですー。 問い合わせ&お申し込みはこちらへどうぞ☆ お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2010年01月19日 08時19分31秒
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