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別冊「手帳の暮らし」-四十路オンナはそれでも上を向いて生きるのだ-

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2014.07.09
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それは昨年、2013年10月のこと。
私は家を買ってしまいました。
激安、底値、叩き売りなお値段で。

家といっても、中古住宅…。
いや、中古なんてものじゃありません。
明治時代に建てられた、築100年を超える廃屋です。

こちら、門扉前から見た玄関先の風景。
COOLPIX S6100 871.JPG

この画だけでは、
「え?築100年?」
「明治期に建てられたなんて思えないね。」
との印象を受けるかもしれません。
よく手入れされていた家で、ものすごく“掘り出し物”だったのでは?と感じるかもしれません。

初めてこの家を案内していただいた時に、
私もそんな思いがありました。

いわゆる「古民家」といえるような佇まいではありません。
しかしそれは、手入れをしてきたからこその結果。
もう、夢と幻と妄想の世界に突き進んでしまっている私は、
全てのマイナス因子をポジティブ変換!
「この古さが、いい味になるのよ、きっと!」

手入れをしたから、現在はトタン葺でアルミサッシなのだろうし、
竃(かまど)ではなくシステムキッチンなのだろうし、
「ボットン」ではなく、水洗トイレなのだろうし…
「きっとこの家は、住み継がれ、愛されてきた家なのだろう」
そんな考えに陶酔してしまいました。

しかし、仲介してくれた若い営業さんS氏いわく、
「残っている記録の中で、一番古いものが約102年前のものでして、
それがこの家の新築時のものなのか、あるいはもっと前から建っていたのかは分かりません。」とのこと。
またS氏いわく、
「この家に住めると思う方は、あまりいらっしゃらないかもしれません。」
「リフォームをする場合は、大規模になる可能性が高いので、建て替えも検討材料に入れたほうがよろしいかもしれません。」
…おとなしく静かな雰囲気のS氏、不動産営業業界には珍しい人柄です。
質問には丁寧に応え、この家のマイナス情報もきっちり教えてくれました。

もし営業さんがS氏でなく、
ノリと勢いと快活な人柄の、いかにも不動産営業マン!だったとしたら、
かえって胡散臭さを感じてしまったかも知れません。

「大丈夫!私はこの“築100年超”の状態で、手入れをして住みます!」
もう頭の中には、インテリア雑誌や建築系ムック本に出てくるような画が、
パワポのプレゼン資料のように、次々に現れます。
その中には、子どもたちが縁側や庭ではしゃぎ、
私はそれを微笑みながら眺め、お茶を飲みながら手仕事をしている…
・・・もう、ドツボ。

「申し込み書を書かせてください。」
初見だけで、私はそれを決めました。
S氏に案内され、営業所で必要書類に記入し、
私は廃屋同然の家を買うことになったのです。

ここに、この廃屋同然の我が家、命名「サルスタ(仮)」が誕生します!
なぜ「サルスタ」なのか?
それはまた、後ほど・・・





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Last updated  2014.07.09 17:35:46
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