ちよとチワワと・・時々あたしの病気

 やっと急ぎの仕事が終わりました～。

たま～に・・ホントにたま～に　すんなりお取引が出来ない方がいらっしゃって

心身ともにゲンナリする事があるのです（笑）その話はまた今度 

ボン君を無事にお迎えに行ってきました 

はなちゃんも診察してもらいましたよ　

はなちゃんは　と～っても順調です！抗生剤を1週間飲んで終わりです。

＊昨日の夜のお薬で飲み終わりました～。

抜糸するって言ってたけど私の勘違いで溶ける糸なので抜糸しなかったですｗ

さてさて元保護犬のボン君

保護当初からガリガリでご飯の食べ方がおかしくて・・・

目をそむけたくなるほどの口の中でした。

去勢手術の時に歯も 処置してもらったけど　その時にも何本も抜歯したんです。

我が家で里親になり今の獣医さんに変わって　

ボン君を元保護犬だと伝え経緯を話し　いろいろ健康チェックをしてもらった時　

「顎の骨が折れなくて良かったね　ぎりぎりだよ」って言われたんです

犬の歯周病は色々な内臓に影響する事は知っていましたが　

重症になって来ると顎が溶けたり折れたりしてしまう事は知識不足でした。

ボン君の下顎はチワワ達より細いのです。一番小さいうめちゃんの方が立派な顎をしています。 

今回　血液検査で肝臓など心配な数値が出だしたので　歯から来ているかもしれないと

前々から気になっていた歯科治療をしてもらったのです。 

ボン君お母さん（長女）は里親になる時に　私に　この子はケアが本当に必要だし

健常の子よりお金もかかるんだから覚悟して里親にならなければいけない

覚悟がないなら里親になっちゃダメって言われて　里親になりました。

一生懸命働いて　ボン君の治療費を貯めています。

 ボン君は前歯の牙3本を残し8本を抜歯しました。

そうです全抜歯です。　全ての歯が無くなりました。 

 一か所は顎の骨ギリギリで折れちゃうかと肝を冷やしたって言っていました。

でもこれでボン君を困らせ進行してしまう悪いものは　無くなりました。 

 分かりますか？歯茎から下の中が溶けて　顎の肉も骨も溶かしてしまうんです。

去勢手術の時には処置だけでグラグラしていた歯を取っただけなので

先の事を考えた治療はしていなかったのです。だから綺麗にスケーリングした事によって

今回の場合は悪いものが歯茎の下に隠れてしまっていました。そいつらがずっとじわりじわり悪さをしていました。

見た目には綺麗でも・・・ってやつです。 

犬の歯の病気は人間の虫歯とは全く違うものです。

表現として「虫歯の様な」と使う先生もいると思うのですが 分かりやすく表現しているだけで

人間とは別物です。

ボン君は　はなちゃんの様に歯を抜いた穴を縫えませんでした。

もう縫える歯茎が残っていなかったので　

今回は縫わずにそのまま自然に歯茎にお肉が乗って来るのを待つのだそうです。 

これはボン君のお話だと言う事をご理解ください。

その子その子で症状も状態も違いますから。体質で歯が悪くなりやすい子もいるし

絶対何が良い悪いとかは言えないのです。

でも赤ちゃんの時から家庭犬だったら　こんな顎にはならずにすんだんだろうね。

ボン君はメンタルが弱いので　お薬飲ますのも恐ろしいほどの時間がかかるし

迎えに行った時にはお母さんの事は完全無視　私の事もめちゃくちゃ怒っていました

入院の時は看護士さんにルンルンしてたくせに。 

病院から帰って来てからの数日間　私とお母さんにはしっぽすら振らず・・・

2号ちゃん（次女）にだけ甘える日々が続きました（笑）

何年もかけて浮かれたチャラ男に育てたのに

今回の治療で地の底まで逆戻りしちゃいました 早く元気になって欲しいです。

はなちゃんと同じく最初の1週間は赤身ステーキなのに４日目くらいから食べなくなり・・・

最近は薬すらNGなので　今朝から強制的に口に入れて飲ませています。

顎が折れないように気を付けながらやっています。

食べたいけど何やら気に入らないようです。 本当にメンタル弱すぎで・・・吐いたりと老後が心配だよ～。

まぁボン君が健康になるなら私は嫌われてもいいからね。薬だけは飲ませます！

以前支援して頂いた流動食があるのでチャレンジしています。

それでも食べないなら強制餌食ですな。 

そうそう・・・もう硬いガムなども禁止です。食べたら顎が折れちゃいます。 

 保護してから歯科処置も先の事を考えて治療を含めてしてあげないと

また麻酔をかけなければいけないし悪いものが進行してしまいます。

今回、はなちゃんの歯科治療は保護犬では高額出費となりました

でも　しっかりと治療してあります！

これからも綺麗にケアしてあげれば問題なく過ごせる状態にしてもらってあります。 

保護犬の里親さん達がすぐ歯石が付いちゃうとか歯周病がって話になるのですが

そういう事か・・・って思う事や勉強になる事が沢山　出てきました。

保護する側も 

 処置と歯科治療は違うんだなって　保護してケアする事や　

保護犬の事　里親さんの事を考えた保護活動って

もっともっと深くて難しい事なんだって　とても思いました。

先生とも　こういう所を　もっと発信していかなくてはいけないねって話し合いました。

私もチャリティーグッズなど頑張って作って体制を整えて・・・・

保護犬達を迎える事をしたいなって思います。

ボン君は治療から1週間経ったので　お口回りを洗ってあげました。

 ずっとお口回りが気持ち悪そうだったので　顎や歯茎をなるべく触らないように

目や口の周りも少しだけカットしてあげました。 

＊昨日の夕ご飯からご飯を食べ出してくれました。 

ミキサーにかけて食べやすくしたんだけど　今朝は普通に食事してくれました

薬はプイッてするので強制的に飲ませています

チーズにくるんでも　蒸しパンにくるんでもお薬を断固拒否なんです。

やっぱり食がイイ子ってのは回復が早いですね。5歳のはなちゃんと8歳のボン君　全然違います。

想像以上にボン君に苦戦していますが（笑）　ゆっくりと回復中です。

3本残った牙は　抜くと顎が完全に折れるので

抜くのではなく歯茎を切って剥がし取る手術になるそうです。

飼い主さん次第だそうですが　できれば取ってしまった方がいいそうです。 

 性格や年齢でこんなにも手術や治療が変わってくるのだと改めて思いました。

家族がちゃんと見極めてあげないといけないですね。家はボン君のメンタルが心配。

病院では看護士さん達をメロメロにしていたらしいのですが・・・・

「ボン君いいですね～性格もいいし個性的ですね～最高です！」って笑いながら言われた。

何だかわかるな～・・・看護士さんに何したかもわかる（笑）