猫を抱いて象と泳ぐ
猫を抱いて象と泳ぐこのタイトルを読んで内容を思い浮かびますか。この本最近の一押しです。主人公はリトル・アリョーヒンチェスを取り上げたお話です。おそらく心にちょっとした障壁を抱えている少年この少年は、親を持たず弟とともに祖父母に育てられます。彼が興味を持ったのは象のインディラ機を逸して大きくなりすぎ地上に降りれなくなり一生をデパートの屋上でおくった象。そして壁と壁の隙間に挟まれて出れなくなった少女、ミイラ。かれは、導かれるように廃バスの中で生活するマスターにチェスを教わります。かつて『盤上の詩人』と呼ばれたチェスのグランドマスター、アレクサンドル・アリョーヒンかれもまた猫を右手に抱き左手でチェスを打ちました。少年はリトル・アリョーヒンとしてからくり人形の中でチェスを打つことになります・・・象のインディラ、壁に挟まれた少女ミイラそしてかれの尊敬するマスターは、その肥満したからだゆえ死後その住居である廃バスから出られなくなってしまいます。体が大きくなることを恐怖にまで感じていたリトル・アリョーヒンその彼が最後を迎えた場所は・・・それは、果たして苦しみだったのだろうか。。。う~ん『博士が愛した数式』同様じ~んと残りますよ!!ぽやのおススメの1冊です(*^_^*)