カテゴリ:本棚
『図書室の海』に続けて恩田陸さんを読みました。
ホラーかな・・・? 映画にもなった、あるSF作品を思い出しましたが、ちゃんと恩田ワールドなのでした。図書館シーンも出てきたし。文学しりとりなんて本好き少女そのままですね。 普通の水の怖さとはまた別の怖さがありました。また、怖いけれどもほっとするというか、和むというか。 日本は水に囲まれているから、「盗まれている」人たちなんてあっと言う間でしょうね。 再生場面を想像するとグロいけど・・「たたみいわし」・・・想像してそこだけ気持ち悪かったです。 解説の山田正紀さんが「感覚」と仰っていましたが、恩田作品のふしぎな「感覚」、「雰囲気」にはどっぷり浸かってしまいます。 『月の裏側』 恩田陸 幻冬舎文庫 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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