カテゴリ:本棚
ずっと積ん読だった本を読み終わりました。
エド・マクベインの87分署シリーズ2冊。 『でぶのオリーの原稿』 有力政治家が狙撃され、死亡した。 いち早く駆けつけた88分署の嫌われ者オリー・ウィークス刑事は担当者となり、してやったり。 しかしその捜査に着手しようとした矢先、 彼の書いた小説の原稿が盗まれた。 事件そっちのけで原稿を追うオリーだが。 87分署の面々もしっかり活躍し、 解決へと向かいます。 いろいろな断片が収束していくところが見事です。 でも、オリーの原稿は・・・(^^;) しかもそっちの犯人はまだ捕まらないのでした。 『歌姫』 新人歌手のデビューイベントの中、 その歌手が誘拐された。 事件は87分署の管轄となるが、 FBIが乗り出してくる。 キャレラがFBIの「班」の中にいれられて、 手持ちぶさたにしています。 FBIは電話を待っているだけ。 でも盗んだ携帯電話を使い捨てている誘拐犯人には、手が届きそうにない。 「班」を見限ったキャレラは87分署に戻り、 犯人を突き止めようと、別方向から捜査し始めます。 そしてどんでん返しの解決へ。 でもなんだか非情な結末で、 最後、それぞれの事情を抱える刑事たちの表情も、なんだか切なそうでした。 ところでオリーの原稿を盗んだ犯人は、 この本でもまだつかまらない(^^) でもオリー今回おいしいゾ。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2006.12.10 16:01:10
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