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ヒメカブトStyle

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中華人民共和国

・福建省(Xylotrupes socrates tonkinensis)
♂1
♂2
♀1
♀2
G-4
 Jul.2005 ♂54mm ♀37(B) 武夷山 (2006年4月26日購入)

 福建省と江西省の境目、武夷山脈の個体。
ラベルには福建省と書かれていたので、福建省側なのでしょう。「武夷山」とは山の名前ではなく山脈名なので、産地が詳細とは言えません。
 体は太めで、頭角、胸角は大陸産らしく短いです。頭角には僅かに突起が出ます。
 ゲニタリア先端部はミャンマーのX.s.tonkinensisの様に左右に広がらず、真っ直ぐです。


・雲南省(Xylotrupes socrates tonkinensis)
♂1
♂2
♂3
♀1
♀2
G-4
 Aug.2005 ♂50mm(B) ♀40mm(B) 紅河ハニ族イ族自治州・1000m (2006年1月5日購入)

 中国南西部、雲南省の個体。産地が紅河ハニ族イ族自治州になっていますので、南はベトナムです。
 体は太めで、頭角、胸角は大陸産らしく短いです。
 ゲニタリア先端部はミャンマーのX.s.tonkinensisの様に左右に広がらず、真っ直ぐです。福建省産と同系統だと思います。


・海南島(Xylotrupes mniszechi .ssp?)
海南省・海南島・吊羅山♂1
海南省・海南島・吊羅山♂2
海南省・海南島・吊羅山♂3
海南省・海南島・吊羅山♀1
海南省・海南島・吊羅山♀2♀横
海南省・海南島・吊羅山♀3♀裏
海南省・海南島・吊羅山-G1
海南省・海南島・吊羅山-G2
海南省・海南島・吊羅山-G4 先端
 2-5.May.2005 ♂43.5mm ♀26mm 吊羅山

 体長は大きくならず、頭角の突起も目立ちません(写真の個体意外に似たサイズを2匹持っていますが、両方とも突起は無し)。
また、♂♀共胸部・腹部の上面には毛が生えず、♀は小さい為か少し光沢が強いです。体色はやや赤め。
 ゲニタリアは体長の割にやや大きく、先端部は開き、角はやや丸いです。

 学名に関してですがXylotrupes mniszechi hainaniana Roland,2006 というのを見かけたのでこの名前を充てていましたが、記載文が発表されていないそうで、無効名ということで、とりあえず.ssp?に変更しました。
 参考サイトとして利用しているCatalogue of Lifeには学名が載っています。


最終更新2012.9.17


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