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2006/06/16
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カテゴリ:季節の花
先日の八ヶ岳縦走で「ツクモグサ」に出会うまでの3年間をつづってみたいと思います。


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       DSCN1477大同心.jpg
               初めて間近にみる横岳の大同心



     

3年前の15年8月25.26日の連休を、爺ケ岳~鹿島槍ヶ岳縦走を計画してみたら、
冷池山荘は建替えのため、24日で小屋終いになるという(爺ケ岳~鹿島槍ヶ岳は翌夏歩きました。)せっかく休みを取ったのにどうしよう。ネットを調べていたら、「八ヶ岳」の文字がヒットした。そうだ、赤岳にも行ってみたいと思っていたし・・・八ヶ岳だったら行けるかもしれない・・・

どきどきしながら迎えた当日、茅野駅から美濃戸口へのバスは10時20分発、乗客は2人
新宿駅のホームで見かけたザックを背負った青年が乗っている。バスを降りた青年に聞いてみると「赤岳展望荘」に泊るという。


     DSCN1481赤岳.jpg
             3年前に初めてみたときの赤岳と展望荘


この時間からだったら、なんとか行けるかもしれませんよ。無理だったら、行者小屋がありますからと励まされて・・心細い南沢のひとり歩き、ほんとに辿り着けるのかな・・
樹林帯を抜けると横岳の岩場が現れて、赤岳も姿を現した。山頂下の稜線上に小屋が見える。あれが展望荘のようだ。行者小屋に着いたのが2時半、もう一息、がんばろう・・・
初めて間近にみる岩場に足がすくみ、地蔵尾根の鎖場には、ひやひやしながらも4時過ぎになんとか展望荘に辿り着いた。先に着いていた青年が笑顔で出迎えてくれました。



             DSCN1517 地蔵尾根の鎖場.jpg
                    地蔵尾根の鎖場



夕方から風が強くなり、霧もでて何も見えなくなる。赤岳山頂直下の稜線上に立つ展望荘は晴れていれば富士山から南アルプス、北アルプス、奥秩父などの大パノラマなのだが残念ながらみることはできませんでした。
この山荘の名物は、朝、夕の食事がバイキングになっている。てんぷらも揚げたてでおいしかった。
もうひとつ、食事のあとのスライド映写会、支配人の北原一三さんは、ガイドであり、写真家でもあり、山と渓谷社から「花の山旅・八ヶ岳」と信濃毎日新聞社連載の「こころの山旅」を「山の花旅」として本を出されている方です。

    

     DSCN1497コマクサ.jpg
           夏を惜しむようにコマクサが咲き残っていました。          


     

     ウ).jpg
           リンネソウ:小さな小さな花ですが、これは草ではなく木です




この映写会で、たくさんのすばらしい高山植物をみて、もうため息がでるばかり、「ツクモグサ」も図鑑を見て知ってはいましたが、このスライドを見て、実際にみてみたいと思うようになったのです。ツクモグサは日本固有種で北海道の一部の山と北アルプスの白馬岳と八ヶ岳だけしか見ることができないという。来年は絶対にみに来ます。宣言していました。


       

        DSCN1490コバノコゴメグサ.jpg
                 コバノコゴメグサ




        DSCN1510ミヤマタネツケバナ.jpg
                 ミヤマタネツケバナ

 

        Dscn1496トウヤクリンドウ.jpg
              晩夏から初秋まで咲くトウヤクリンドウ




翌日も霧が晴れず、10m先が見えない状態、単独というのはこういうときが一番不安になるもので、だれか山頂へ行く人がいればついていこうと思ったけど、10人ほどの宿泊者のうち、2組の人が山頂をめざし、他の人は下山するという。迷ったけれど今回は断念することにして行者小屋まで降りてきたら、ガスが切れて横岳方面が見え出した。北アルプスも槍ヶ岳の穂先とキレットの特徴ある姿が見え出した。もう少し小屋で待機すれば赤岳も登れたかもしれないなーと思ってはみたものの、これでよかったんだ、また来年があるんだ・・・と、「来年は絶対に来るぞう」と行者小屋をあとにしたのでした。


  

       DSCN1513霧の地蔵尾根.jpg
          ガスの地蔵尾根を下山(稜線上に歩いている人が見えます)


            
                翌年の6月に続きます。




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Last updated  2006/06/17 09:12:53 AM
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