スーパー新一年生

　←『判例タイムズ』

1966（S41) 6.30 静岡県清水市で事件発生
1968（S43) 9.11 静岡地裁で死刑判決
1976（S51) 5.18 東京高裁で控訴棄却
1980（S55) 11.19 最高裁が上告棄却（死刑確定）
1981（S56） 4.20 静岡地裁に再審請求
1994（H6）8.9 静岡地裁が再審請求を棄却 （静岡地決平成６年８月８日判例時報１５２２号４０頁）（判例タイムズ八五六号）
1994（H6）8.12 東京高裁に即時抗告
2001（H13) 8.3 東京高裁に最終意見書提出
2004（H16) 8.27 東京高裁、即時抗告棄却（決定書日付8/26）（東京高決平成１６年８月２６日判例時報１８７９号３頁）
2004（H16) 9.1 弁護側、最高裁に特別抗告。現在第2小法廷に係属中
2006（H18) 11.20 東日本ボクシング協会「袴田巌再審支援委員会」委員長輪島功一を始め5名の元ボクシング世界チャンピオンらが早期再審開始を訴える約500筆の要請書を最高裁に提出
2007（H19) 6.25　熊本典道元裁判官(一審静岡地裁で死刑判決に関わる。判決言渡しの7ヶ月後に辞職。「彼は無罪だと確信したが裁判長ともう一人の陪席判事が有罪と判断、合議の結果1対2で死刑判決が決まった。しかも判決文執筆の当番は慣例により自分だった」と告白。袴田の姉に謝罪し再審請求支援を表明)が袴田の再審を求める上申書を最高裁判所に提出

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1974（昭和４９）年３月１７日、事件発生
1974（昭和４９）年４月７日、兵庫県警が山田元保母を男児殺害容疑で逮捕
1974（昭和４９）年４月２８日、神戸地検尼崎支部が元保母を処分保留で釈放処分保留のまま釈放
1975（昭和５０）年９月２３日、神戸地検尼崎支部が元保母を（殺人容疑）嫌疑不十分で不起訴処分
1976（昭和５１）年１０月２８日、神戸検察審査会が不起訴不当の議決⇒神戸検察審査会の不起訴不当議決を受けて神戸地検が再捜査
1978（昭和５３）年２月２７日、元保母を殺人容疑で再逮捕。同時に、元園長、元指導員を国家賠償訴訟での偽証容疑で逮捕
1978（昭和５３）年３月９日、神戸地検元保母を殺人罪で起訴
1985（昭和６０）年１０月１７日　神戸地裁が元保母に（殺人容疑）完全無罪判決（神戸地裁判決昭和６０年１０月１７日判時１１７９号２８頁）
1990（平成２）年３月２３日　大阪高裁が元保母の無罪判決を破棄・差し戻し（大阪高裁判決平成２年３月２３日判時１３５４号２６頁）
1992（平成４）年４月７日　最高裁が元保母の上告を棄却（最高裁決定平成４年４月７日）
1998（平成１０）年３月２４日　神戸地裁、山田元保母（４６才――４度目の判決）および元園長に無罪判決（神戸地裁判決平成１０年３月２４日判時１６４３号５頁）
1998（平成１０）年４月０６日　神戸地検が３人について控訴
1999（平成１１）年１月２２日　大阪高裁（河上元康裁判長・２０１号大法廷）で元保母、元園長の第２次控訴審開始
1999（平成１１）年９月２９日　みたび無罪判決
1999（平成１１）年10月８日　検察が上告断念　山田さんの無罪確定
1999（平成１１）年10月22日　元園長にも無罪判決
1999（平成１１）年10月29日　元指導員にも無罪判決