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チョン・ジフンの努力、忍耐、そして謙遜 最近歌手ピ(本名チョン・ジフン)の兵営白書がマスコミに発表されるとすぐ、多くの人達がピに対する新たな理解とまた別の認識を感じる事ができた。30歳で国防の義務を果たすという彼の決断と意志に拍手を送る。人気絶頂の全盛期でありながら軍に入隊するという決定を下す時、たくさん悩みたくさん悩んだだろう。しかし彼はこれ見よがしによくやり遂げている。 スポーツスター、映画俳優、歌手など各分野で優れた才能を発揮しながら軍に入隊する人材が多いが挫ける事は無い。何故なら多くのスターが軍を終えた後、入隊前より多くの人気を得ているからだ。 映画俳優ヒョンビンが海兵隊に入隊する前、彼は大韓民国最高の人気映画俳優だった。ロッテジャイアンツをプレーオフに進出させたチャン・ウォンジン投手が入隊するというニュースも聞いた。 彼等は「軍に入隊しなければならない」という国民の絶対命令に従ったのだ。しばし栄光を畳まなければならない勇気が必要だったろうし、名誉を重んじられる忍耐が必要だったろうし、人気と冨を振り切れる謙遜が彼等には大事だったろうに、彼等は国家の呼びかけにちっとも躊躇わずに国防の義務を遂行しているのだ。 「スター」と「二等兵」。この雲泥の差を乗り越える彼等に賛辞を送る。ピの歌手としての成功は類まれな努力によって成し遂げられたし、軍の凄まじい訓練をも忍耐で克服している。彼はワールドスターとしてトップの座に上がったが傲慢ではなかった。「謙遜」が彼に今の光栄を享受させたのだ。 20代は野望と欲望の時代だと言える。私もその頃、映画監督として一日も早く成功する事が我が人生の第一目標であり、その野望を実現するために国民として最も重要な国防の義務を躊躇った事を、今でも骨身にしみて反省している。その後、映画監督として成功した私は誰よりたくさん軍事映画を製作する先頭に立った。私も遅ればせながら第一補充役として国防の義務を遂行した。 ピは30歳だ。だが彼は軍でもサクセスロードを歩いている。自分より10歳も下の同期達とも上手くやっているという。射撃では20発中19発を命中させ、夜間射撃では10発を全て当てて特等射手という名誉も得た。ヒョン・ビンもピと匹敵する射撃の腕前を見せ付けた。どうか彼等の軍生活が順調に終って、軍での経験が未来の芸能生活に大いに役立って欲しいと思う。 ピが「限りなく努力し限りなく忍耐し限りなく謙遜しよう」という座右の銘の通りに軍生活を無事に終えて帰って来るよう祈っている。陸軍5師団新兵教育隊の助教に抜擢されて、多くの後輩新兵達からは「立派な助教だ」と素敵なコメントが出るよう期待する。 ただこうして文を書きながら私も残念でならない。 何故?スポーツスターはアジア大会、オリンピック、各種世界大会などでメダルを取れば兵役免除を受けるのに、韓流最前線で国威を宣揚する映画俳優ヒョン・ビンや歌手ピなどにはこうしたチャンスが与えられなかったのか。 しかし彼等は国家の招請を受けて一寸の迷いも無く入隊した。ワールドスターのピは訓練所で射撃・内務生活など全ての面で模範を見せて師団長表彰を受けたりして軍生活に少しずつ適応し、民間人から軍人に変身している。 (チョン・ジンウ映画監督/韓国映画監督協会理事長)
最終更新日
2011年11月30日 23時17分46秒
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