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ナメタライカンゼヨ「追うに意味あり」to 「エゴ楽」「エセ楽」アート引越センターへん

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2013.10.12
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第339回さいたま三愛病院糾弾ブログ/番外編・「やはり吉川先生は『師の影』を捜すなら『諺語大辞典』を読めば良かったのだ」の巻ー「叱るquizシリーズ2・吉川幸次郎編」其の14

もう此の機械は限界かも知れません。なにしろ、入力する画面を呼び出すだけでもエライ時間がかかって、これは、(ウマクすると新パソコンを貰えるかも知れないという)「僥倖」を待つのが一番早い解決策なのかも知れません。今日は昨日に続いての『諺語大辞典』の補遺編になりますが、同書巻末に付載されている「分類索引」の「師弟」の項目から拾った、487頁の「師ノ影ヲ踏マズ」の項目を追加しておきます。但し此の項目は、いわゆる「見よ項目」もしくは「参照項目」と呼ばれるもので実質的に「記述」がある訳ではありませんが、それでも(明治末年の)、項目の立て方の一つの見本として紹介しておきます。以下に、昨日の記述に「分類索引」と「参照項目」を追加して、「師の影」諺の「完全版」として再掲出しておきます。

ー(以下『諺語大辞典』引用。リンク先は国会図書館デジタル化資料で、各項目の末尾にコマ数を表示しておきます)。

452頁→「三尺サガリテ師ノ影ヲ踏マズ」七尺ともいふ。〔北条氏直時分諺留〕三尺去テ師ノ影ヲ踏マズ。→第243コマ。

479頁→「七尺(シチシヤク)去ツテ師ノ影ヲ踏マズ」三尺サガリテともいふ。狂言〔塗師〕七尺去て師の影を踏むなといふ事がある。〔和漢古諺〕ーー。〔沙彌威儀経〕入城乞食時、当随師後、不得以足踏師影。〔教誡律儀〕若随師行、不得喧笑、不得踏師影、相去可七尺。〔諺草〕善見論云、弟子従師行、不得遠師七尺。〔童子教〕弟子去七尺、師影不可踏。→第256コマ。

487頁→「師ノ影ヲ踏マズ」七尺(シチシヤク)去ツテを見よ。→第260コマ。=今日の画像1。

660頁→「弟子七尺去ツテ師ノ影ヲ踏マズ」〔世話尽〕ーーー。→第347コマ。

665頁→「弟子ハ七尺去ツテ師ノ影ヲモ踏ムベカラズ」〔諌草〕芸を習ふ人はまづ師匠をうやまひおそるべしーーーと也。→第349コマ。※引用書目『諌草』については、本日の後半で言及予定=今日の画像2。

729頁→「七足(ナナアシ)隔ツ師弟ノ礼」弟子(テイシ)七尺去ツテ師ノ影ヲ踏マズに同じ。→第381コマ。

分類索引101頁→「師弟」三尺サガリテ師ノ影ヲ踏マズ→第657コマ。=今日の画像3。

分類索引102頁→「師弟」(続き)七尺去ツテ…等→第658コマ。=今日の画像4。
ー(以上『諺語大辞典』引用)。

東大の霞亭文庫に、昨日文字起こしをした「芸を習ふ人はまづ師匠をうやまひおそるべし弟子ハ七尺さつて師の影をも踏むべからずと也」の箇所がありましたのでリンクを貼っておきます(※上記霞亭文庫リンク先の「第7頁」=今日の画像2の赤色傍線部分)。「諌草」でググッテみたのですが、どうも、全文は翻字されていないようです)。

昨日も触れましたが、例えば「師の影を踏まず」という諺というか成語というかを調べる場合、先ず、「ことわざ辞典」の類をチェックしてみるのが(特に)初学者の心得でしょうのに、吉川先生は(変に)自信があり過ぎて、つい(一番手近かな辞書を見るのを)怠って、(先生の言によれば)「30年も」「40年も」捜したのに、「三尺」でも「七尺」でも「師の影を踏まず」にはお眼にかかったことがないということを広言する結果になってしまったのです。しかも昨日言ったように、『諺語大辞典』の1910年版は京大には8冊も所蔵されていて、見ようと思えばいつだって見ることが出来たのですから、(不遜にも)吉川先生を「叱るマナイタ」の上に乗って頂いたのです。とすると、此の『諺語大辞典』に限らず、故事成語辞典の類には、どのように「師の影」が立項されているのか、次の問題です(まあ、乗りかかった船ですからボチボチ調べて当欄で報告しましょう)。『諺語大辞典』の「緒言」に編者・藤井乙男が云うように、編者は「当初は専ら純粋の諺をのみ集むる主意なりしが、近来世に続出する国語辞書の、熟語成句俗語等の方面に於て、欠陥頗る多きに慊らず、多少是等の欠点を補ふべき便にもと、漸次範囲を拡張して、故事俗伝地口謎語隠語俳語異名等の類をも加ふることとしたれば、稍雑駁に流れたるも、亦之がために得る所の便益尠少ならざるべし。此書題して諺語辞典といふ、諺語を解して広義における諺の意とするも、俗諺俗語の熟語とするも並に妨なし。要するに上述の如き語彙を収めたる辞書たるのみ」と語っていて、「諺」の採集が範囲を広げがちなことを語っています。なおムロンのことながら、上述の「吉川先生は(変に)自信があり過ぎて」などというところは、決して平気で書いた訳ではなく、特に「変に」と書き加えた時は震えながら入力したのでした。也

平成25年10月12日0時10分

さいたま三愛病院を糾弾する
コードネーム0213231
(追うに意味ありto三愛)

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最終更新日  2013.10.12 00:05:27
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