新発想ビジネスヒントフォーラムWEB2.0

世間では、話題にすらならない様子だが日本経済の浮沈を占う週が始まった。
その中で、もっとも注目が高かったのは商社、そして金融株の動静だろう。

４月１７日から、派手な暴落が始まると噂される中週末シカゴ日経株先が崩れ予想どうり日経平均の月曜日は、朝から急落で開始された。


この週初めは、予想される経済の激変の前奏曲としては穏やかなほうだろうが・・・



ひとつ面白いのは、強気で買いをいいつのる相場師系のブログがいつになく売り推奨をしている点だ。怖い、怖い暴落の予感の時にかならず買いを推奨し、それなりに的中させてきた連中がテクニカル的にまったく買いを述べなくなったこの週の難しさというものを予感させる。


つまり、素人からプロまで一斉に暴落近いと踏み始めたのだ。
すでに昨年来、もうたっぷり暴落し続けてきたのにもかかわらず。




週刊ＳＰＡ！では、派遣社員のおねえちゃんに酷評されていた商社が結局この国の経済の先行きを糧道しているということなのだろう。一斉に三井、三菱など大手商社に注目の目が注がれたが、どうにもこうにも抗しきれない相場つきのようだ。






時事通信社
2008年 4月14日（月） 15時48分
大幅反落＝様子見の中、海外株安で売り広がる〔東京株式〕（14日）

　【第1部】決算発表シーズンを前に様子見姿勢が強まる中、海外株安を受けて内外需の主力株中心に幅広く売られる展開となり、日経平均株価は前営業日比406円22銭安の1万2917円51銭、東証株価指数（TOPIX）は同32．38ポイント安の1246．24と、ともに大幅反落した。 　東証1部上場銘柄の84％が下落し、上昇は13％にとどまった。出来高は15億0777万株、売買代金は1兆8683億円。東証の業種別株価指数は鉱業を除く32業種がマイナスとなり、証券業、不動産業、その他金融業、医薬品、電気機器、情報通信業などの下落が目立った。
　個別銘柄では、三菱UFJ、三井住友の銀行株や、野村、大和証Gの証券株が総じて安く、住友不、オリックスは急落。武田は下げがきつく、KDDI、NTTドコモの通信株が下押した。トヨタ、ホンダの自動車株が売られ、ソニー、キヤノン、コマツも軟調。新日鉄が小安く、三菱商、三井物も反落した。
　半面、みずほFGが強含みで、住友鉱もしっかり。ローソンも買われた。