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商業用不動産ローン証券、米で格下げ懸念強まる
【ニューヨーク=山下茂行】米国で商業用不動産ローン担保証券(CMBS)の格付け引き下げ懸念が強まってきた。米格付け大手ムーディーズ・インベスターズ・サービスは総額約3000億ドル(約27兆円)相当のCMBSの格付けを見直す方針を表明した。金融不安や空室率の上昇で商業用不動産ローンの債務不履行(デフォルト)懸念が高まっていることが背景にある。 ビルなど商業用不動産向けのローンを小口化したCMBSは大手金融機関が多く保有している。格下げで価格下落が加速すれば金融不安がさらに深刻になる恐れがある。 ムーディーズが格付けを見直すのは金融機関の融資基準が特に緩かったとされる2006―08年に組成されたCMBSが中心。現時点でおよそ850億ドル相当のCMBSが格下げに該当し、平均的な格下げ幅は高格付けCMBSで4、5段階、投機的格付けの場合は5、6段階にのぼると同社ではみている。 (13:00) すでに各方面で話題になっているとうり、突如サブプライムローン規模の数倍を超えるといわれる「不動産担保ローン」が、怒涛のナダレをうって不良債権化しようとしているらしい。 いわば百年に一度の大津波の後ろでマグニチュード9クラスの巨大地震が起きたようなものである。何も起きないなどと思い込まないほうが良い。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2009年02月11日 05時41分33秒
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