3人のPT
主人に関わってくれてるPTは3人いる。一人は主人が気切前でまだなんとか歩けるんだけど、介護保険の申請をした方がいいってなったとき、病院で書類用の検査をしてくれたPT。それから現在に至るまで、ずっと主人に関わってくれている。主人にもいつも楽しそうに話しかけてくれる。そのPTは、実習生を連れてきたときとか事あるごとに、『俺は○○さん(主人)に出会って人生が180度変わった。出会わなかったら呼吸器の事をこんなに勉強する事もなかったし、ALS協会の会員にもなってなかったし、県の応援員にもなってなかった。○○さんは恩人だ』ってはっきり口に出して言ってくれる。そんなこと言ってくれて本当に嬉しいし、ちょっと照れ臭い。それは逆にこちらもそのPTには、いろんな面で感謝している。入退院の時はもちろん、花見、旅行のときとかも、病院の職員としてはムリだから、応援員としてボランティアで必ず付き添ってくれる。そのPTは体が大きいので、特に力がいるようなことに関しても手伝ってもらえるとホントにありがたい。見た目強面だけど、子煩悩で熱血漢溢れる超体育会系の熱い人です。これからもずっと関わっていきたいPTです。2人目は1人目のPTが腕の手術をして、しばらくお休みしてた時来てくれてたPTで、うちの息子と科は違うけど同学年で高校が同じだったという若いPT。主人が気切して家に戻ってしばらくしたとき、実習生としてうちにも来た事がある。そのうちでの最後の実習が終わった日、私は知らなかったんだけど、うちの玄関先で涙を流したらしい。う~ん、可愛い~!(笑)今の病院に来る前に他の病院に就職後、去年ごろから今の病院に変わってきて、今では実習生を担当で持てるようになった。今どきの若い子とは思えないくらいすごく一生懸命で素直で明るくて、良い先生になってくれておばさんは嬉しいと、何か息子を見るような目で見てしまいます(笑)だけど今年の夏バーベキューの幹事をやる事になってたのに、未だにバーベキューやってないのよね。いつになったらやるんだろう(-.-)3人目はリハビリとかでは直接関わりはないんだけど、県のALS協会の事務局にみえて(今は他の病院に変わったらしく、事務局にみえるのか分からない)、協会の旅行とか応援員として伝の心の事で、いろいろとお世話になっている。一言で言うと、これまたすっごく良い人で、1人目のPTがこの人の事を『尊敬してる』って言うくらいの人。この方は1人目と正反対で穏やか~で物静かな方です。それで、ずっと使えてなかった伝の心のメール機能の修理をお願いしたら、忙しいのにもかかわらず数日でうちに来てくださった。その人の何がすごいかというと、会話がほとんど私にではなく主人の目を見てすること。これが本当なんだろうけど、ほとんどの人が主人ではなく私に話しかけてくる。結局伝の心は今回は直らなくて、HITACHIに聞いてみますと言って帰って行かれた。またお会いしたいと思う人のうちの一人だ。うちはPTには割と恵まれていると思うんだけど、こんな人ばかりだったら、介護も気分的にも楽なんだけどね。そんなこと考える事が贅沢かしらねぇ。