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IL N'Y A PAS DE QUOI!

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2008.12.29
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カテゴリ:フランス関連

【天気】ラバト、マラケシュともに晴れ

【電車】Gare Rabat Ville 7h45 --> Gare Marrakesh 12h30頃

★ マラケシュへ
7h45のマラケシュ行きの電車に乗るため、Hotel d'Alsaceを早くに出発して、駅に向かった。

前回の旅行でも経験済みだけど、モロッコでは始発の駅以外の駅から乗車する場合、席の取り合いになることが多い。以前4時間くらい車両と車両の間で過ごす羽目になったことがある。今回もそのようなことが予想されるので、出来るだけ早めに駅に着いてスタンバイ。

電車が15分ほど遅れて駅に入るや否や空いている乗り口にダッシュ!何とか座席を確保してホッと一安心。

約5時間掛かって、やっとマラケシュ駅に到着。ラバトとマラケシュの間は356キロある。カサブランカからマラケシュへ南下する車窓からの風景は山間を走る。黄色や紫の花がここあそこに咲いている。広大な原っぱでは羊がのんびりと草をかんでいる。前回の旅行では、タンジェからマラケシュまでの11時間の道を夜行列車で移動したから、このような風景を見るのは初めてで、思いがけずモロッコの多様性を目にして感動。

マラケシュ駅はメディナまで3キロ以上離れているので、タクシーに乗ることにした。ガイドブックによると、メーターを動かさない運転手のタクシーには乗らないこと!と書いてあるけど、何人か確認した運転手は皆メーターは動かさないと言い張って、15Dh~40Dhを請求してくる。早く電話予約したホテルに行っておきたくて、結局、ガイドの教えを守らず、一番安いタクシーに乗ることにした。ごめんなさい、Guide de Routard・・・。

マラケシュのホテルは安宿の中では清潔で安いと評判のHotel Media。メディナの中心ジャマ・エル・フナ広場に近く、電話予約できたのがとてもラッキーだ(ちなみに2週間くらい前に日本から電話して予約した)。

ホテルに着くと、ちゃんと名前を宿泊台帳で確認してくれた。部屋は小さいけど、こざっぱりとしている。ゴキブリ1匹も僕の宿泊を歓迎してくれた、げっ。

■ Hotel Medinaのパティオ
冷シャワー、トイレ共同で1泊100Dh。温シャワーは追加5Dh。久しぶりにシャワーを浴びることが出来て、気持ちよかった。
2008.12.29_Hotel Medinaのパティオ

ホテルで一休みしてから、昼食を取りに出かけた。ホテルに近いChez Bahiaにてタジンという煮込み料理を食べた。

■ マラケシュでの昼食(鶏肉のタジン)
タジンは北アフリカの煮込み料理。大きなジャガイモ、にんじん、トマトの下には鶏の骨付きモモ肉が入っていた。あっさりとしていて美味しい。
2008.12.29_マラケシュでの昼食(鶏肉のタジン)

昼食後、さっそくメディナの奥へ足を踏み入れた。ロバが行き交う細い路地、色とりどりの商品を並べたスーク、手作業の工房、写真を撮ろうとすると金を請求する人々・・・。フェズほどではないけど、活気と熱気に溢れている。

■ マラケシュのスーク(ミントティ用のカップ)
2008.12.29_マラケシュのスーク(ミントティ用カップ)

■ マラケシュのスーク(ミントティ用の急須)
2008.12.29_マラケシュのスーク(ミントティ用急須)

■ マラケシュのスーク(鶏・・・)
自転車にくくりつけられた鶏の運命や如何に?
・・・きっとこの自転車のおっちゃんの家族に食べられるのだろう。アーメン、もとい、インシャラー。
2008.12.29_マラケシュのスーク(鶏・・・)

■ マラケシュのメディナ(金物工房?)
メディナ内を大きく分類すると、次の3つになる。ひとつはスークという商店街。もうひとつは昔ながらの職人が働く場所(工房や皮なめしの作業場など)。そして、最後に住居だ。
マラケシュのメディナには、マラケシュ市の人口の20%にあたる23万人(28,000軒)が住んでいる。スークは比較的分かり易いけど、作業場や住居地区は細い迷路のが入り組んでいて、一旦入るとなかなか出ることができない迷路のようになっている。メディナ自体城壁で囲まれているので、この迷路は敵からの侵入に備えた防衛策のひとつだったのではないかな、と僕は思っている。
2008.12.29_マラケシュのスーク(金物工房?)

■ マラケシュのメディナ(ランプ工房?)
上の写真の右奥にあったのがこのランプ工房。
2008.12.29_マラケシュのスーク(ランプ工房?)

■ La medersa Ben-Youssef
メディナの中の歴史的建造物で一番興味深いのがこのベン・ユセフ・イスラム神学校。アラブ・アンダルシア様式の最高傑作とも評されていて、壁・床・天井・柱など全てが美しい。ここでは900人の学生が生活して、日々コーランの勉強と祈りを実践していたそうだ。
2008.12.29_Medersa Ben Youssef (Mirhab)

2008.12.29_Medersa Ben Youssef (Cloire-回廊)

2008.12.29_Medersa Ben Youssef (神学生の部屋の窓)

■ ジャマ・エル・フナ広場にて
マラケシュといえば、大道芸人と屋台で有名なジャマ・エル・フナ広場!
朝から晩まで熱気でむんむんしている。
2回目の訪問の今回、新しい出し物?を発見。釣竿の先に大き目のリングが結ばれている。もし参加者が、リングの中に、地面に置かれているペットボトルのキャップを入れることが出来たら、そのペットボトルのジュースを持ち帰ることができるというもの。見てたら、これがなかなか難しそう。日本の縁日でやっても面白いかも。
2008.12.29_ジャマ・エル・フナ広場にて

■ ジャマ・エル・フナ広場にて
ハトとハムスターに牛乳を飲ませるだけの芸人(?)
あからさまに写真を撮ろうとすると金を請求されるのから、こっそり撮影。おじさん、ケチでゴメン・・・っていうより、あんた、そんなんで金取ったアカンわ。
2008.12.29_ジャマ・エル・フナ広場にて

■ ジャマ・エル・フナ広場での夕食
僕(左から2人目。顔にブラシをかけてます。)の左横のお兄ちゃん、しっかりカメラ目線。
2008.12.29_ジャマ・エル・フナ広場での夕食

【今日の家計簿(通貨はDhディナール:1Dh=JPY13くらい)】
タクシー(マラケシュ駅→ジャマ・エル・フナ広場) 15.00
3 Monumentsのチケット 60.00
昼食(Chez Bahiaにて)(鶏肉のタジン、コーラ、ミントティ) 45.00
りんごジュース(缶350cl) 7.00
ONCF(マラケシュ→ラバトまで、1月1日の移動用) 112.00
トイレ 1.00
夕食(屋台にて)(羊のモツの煮込み、パン) 21.00
夕食(屋台にて)(Hariraというモロッコのスープ、ミントティ) 8.00
温シャワー 5.00
計 274.00(3,562円)






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最終更新日  2009.01.05 21:40:26
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