アイスランドからパリへ
とうとうパリに移動する日が来た。2週間もいたが、初めて来た国で毎日が充実していたためあっという間に時が経ってしまった。朝の4時半にゲストハウスを出て、5時半に空港に着いた。驚いたことに、すでに空港にある店は全て開店していた。さすが、観光でもっている国だ。7時50分にアイスランドを飛び立った飛行機は今回は直通で4時間ほどでパリのシャルルドゴール空港に降り立った。この前に来たときと違い、気温が12,3℃もあり、とても温かく感じた。 旅の疲れが覚めやらぬうちに、パリ見学をすることにした。今日は第1日曜日である。したがって、いくつかの美術館は無料で見ることができる。今回はポンピドゥーセンター内にある、国立近代美術館を選んだ。ポンピドゥーセンターは地上5階、地下2階の近代的な複合施設で、美術館、映画館、図書館、レストランなどが入っている。私は何かよく分からず、長い列に並んでみた。1時間半近く並んで最後のほうになって、これは図書館に入るための列であったことに気がついた。時間を無駄にはしたが、美術館に入ることはできる。美術館のほうは4階が現代美術、5階がそれより前の美術作品となっていた。私は時間がなかったのと、現代美術にあまり興味がないので、5階だけを見ることにした。ダリ、マティス、ピカソなどの作品が多数あり、見ごたえは十分だった。 Photo右 :ピエール・ボナールによるミモザのアトリエ 疲れた体を引っ張り、前から食べてみたいと思っていたアイスクリーム屋に足を運んだ。サン・ルイ島名物のBerthillon(ベルティヨン)だ。イチゴのメルバが有名なようだが、今の季節はないのでピーチメルバを食べた。やっとおいしいデザートにありつけた。デザートはパリのほうが格段においしい。Berthillon: www.berthillon.fr 今日から2泊するホテルはオペラ・ガルニエ周辺のVilla Fenelon(ヴィラ・フェネロン)。2つ星で少し古いが中庭があり、クラシカルな雰囲気が素敵なホテルだ。 Villa Fenelon: www.villa-fenelon.net