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こんばんはヒロシです。
前回、工事のための道を通せないと言われ、
途方にくれたところで終わった。
で、時間も無い。
四面楚歌である。
しかし、人間、どうにかなってしまうのである。
考えた。
なぜ、売主は道を通さなくなったのだろうか。
しっかりとした理由があったに違いない。
勝手に想像すると、
以前、嫌な思いをしたのであろう。
その嫌な思いを排除すればいいのである。
が、
とりあえず、目の前の不動産業者の怒りを鎮めるのが先決である。
重要事項説明書に書いたつもりなのであろうか、
ものすごい勢いでペラペラめくって探している。
しかし、そんな記事は口約束もしていないため、
見つかるはずはない。
当たり前だが、相手を責めることなどしない。
笑顔と真剣なまなざしを上手にブレンドし、
お互いの主張の最大公約数を探り、
問題解決の道筋をつけ、
光を照らし、
全てが丸くなる方向へ導く。
すぐに目の前の不動産屋さんは笑顔になった。
時間にして約3分。
そして売主の元へ行く。
今回の問題になった事を正直に、誠実に話した。
売主は、はじめ難色を示していたが、
すぐに分かってもらえた。
建設会社の方の謙虚な言葉が功を奏した。
少し遠回りになったが、
最後には全員が笑顔になれた。
藤山さんの新書に書いてあった文章が頭をよぎった。
「サラリーマンの方は本業で、高度な技術を要して仕事をしている。
その技術があれば、不動産業はさほど難しくない。」
こんな内容であった。
この文章の意味が分かった。
少し気分が良かった。
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