
行ったのは先週なのですが、4月6日から始まった「パリに咲いた古伊万里の華 」展を九州国立博物館で観てきました。この特別展、私はけっこう楽しみにしてました。何故かというと、1659年から東インド会社によって輸出された古伊万里はヨーロッパの王侯貴族にもてはやされ、宝石のように珍重されたもの。特に豪華で大きなものは、一般庶民にはとても眼にできない高級品だったはず。その貴重なコイマリを近くで観ることができるんですもの。ちょっと貴婦人になった気分で観賞いたしました。まあ奥様ごらん遊ばせ。

イマリの名は商品を積み出した港が伊万里だったからで、実際の産地は有田です。このコレクションも有田の初代柿右衛門の窯で作られたものが多くみられます。独特の赤絵とミルクのような乳白色の生地(濁し手)は350年前とは思えない美しさを保っています。

特に豪華な金の装飾はフランスの職人が後でつけたものだそうです。まさにロココ趣味。

私の個人的なお気に入りはこのビアマグ。注文に応じて、金属の蓋をつけるための穴を開けてあります。ころんとした可愛い形。これでビール飲んだらおいしかろう。
このページの画像は九州国立博物館のウエブサイトより提供いただきました。