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肝心の舞台は…これはもう素晴らしかったです。。
暗闇に浮かび上がった笹野さんのトランペット。うわっ、なんてイイ音! 聴こえた瞬間から心を奪われました。 16年という時間が、作品をも成長させていました。 「夢」の不可欠さや「音楽」のチカラを改めて知ることができました。 客席には、宮沢りえさんや渡辺えり子さんなどの有名人の顔もありました。 この作品の素晴らしさを感じましたね。 実は、今回の公演パンフレットに、私の記事が掲載されていました。 私のことを聞きつけたパンフ制作担当の方が取材してくださり、掲載してくださったのです。こんな光栄なことはありません!!。 終演後は、楽屋に笹野さんを訪ねていきました。 私と同じく、この作品に出会い吉田日出子さんに憧れてジャズシンガーとなった野村佳乃子さんも会場にいらしたので、一緒に楽屋へ行きました。 笹野さんは、いまや人気俳優ですから廊下でファンに囲まれていました。 私が行くと「やあ、阿部さん!ちょっと楽屋入って待っててください」とおっしゃってくださり、お言葉に甘えて楽屋の中へ…入ってびっくり。主要どころの男優さんばかり…小日向さん、真名古さん、大森さん。。。 ようやく笹野さんとお話でき、軽く缶ビールで乾杯させていただいていたところへ、串田さんが。さらには、吉田日出子さんがやって来たので、キンチョーしてしまいましたが写真を一枚撮らせていただきました。 笹野さんと私、吉田さんと野村さん。ホンモノとニセモノ?が出会った夢の瞬間です。 キャストの皆さんは打ち上げとのことで、一緒に食事とまでは行きませんでしたが、劇場近くで野村さんと二人で細々と熱い打ち上げを。 帰り道には、バッタリと打ち上げ帰りの大森さんにお会いし、立ち話でいくつかお話を伺うことができました。 「笹野は“札幌の阿部さんが来るから緊張する”と今日は朝から芝居終わるまで言ってたよ。本当に緊張してた。そのせいか、今日は格別イイ音でやってました」とのこと。 これはうれしいやら、こそばゆいやら…。 ホテルに帰り、コンビニで仕入れたワインでさらに一人打ち上げを。 「役者が演奏するジャズなんかニセモノだ」というミュージシャンもいますが、そんなことよりも、古いジャズの素晴らしさを広く伝えてくれたことに感謝したいと思います。 音楽そのものは私たちミュージシャンが伝えていくことができるけれども、作品のメッセージや世界観は、やはり、彼らでなければ伝えられない…是非、まだまだ再演してほしい、などと考えながら呑みました。 「あなたたちがいなくなってどうやってジャズがやっていけるの」という作品中のセリフ同様、「あなたたちじゃなくて誰がバンスキングを伝えていけるの」という気持ちになりました。 最終公演日に観に来て良かったな、とつくづくかみ締め、夢の一夜が更けていきました。 いつか あなた 来るでしょう ラストナイト だから 声かけて あげましょね。 ウェルカム上海 ウェルカム上海 いつか見たよな 忘れた上海 (主題歌「ウェルカム上海」より) いつかまた、夢の便りが届くまで、やはり追いつけない大切なものを追いかけていこうと思います。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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