映画「SAYURI」の原作本の原作本
芸妓峰子の花いくさ先日、ブックオフの100円コーナーで発見。以前DVDで「SAYURI」を見た時に検索した名前がふっと目に留まって購入しました。この岩崎峰子さんの話を元に、アメリカで「GEISHA,A LIFE」という本が出版されて、それが映画「SAYURI」になったんだそうですが、元の話とかなりかけ離れていて、訴訟沙汰になっているとか。本を読んで納得。映画では、人さらいのように連れて行かれて、お姉ちゃんは売春宿に連れて行かれて別れ別れに、なんていう設定になってますけど、峰子さんが伝えたかったのは、「一般の多くの人は、芸妓、芸者、娼婦、売春婦などの違いをまったくわかっていず、・・・」「これからの若い人たちに、私の経験したことを伝え、日本人としての自覚をもって正しく日本の歴史、伝統、文化、芸術を理解していただき、・・・」などなど。サブタイトルに「ほんまの恋はいっぺんどす」って書いてあるんですけど、利夫さんっていう妻子持ちの人に好かれて、じゃあ3年間毎日来てくださいっていったらほんとに3年通ってこられたそうで。でも奥さんがどうしても離婚してくれない、と。「どうして愛情の無い人と結婚したのですか」「べつの男が好きだったから、横取りしてやったんだ」結局、離婚すると言う前提でお付き合いして、一緒に海外旅行にいったりなんかしてたけども別れちゃったっていうエピソードが載ってまして。その利夫さんっていうのが、映画俳優の、芸名、勝新太郎さん。ここまで読んで、えぇ~!!(・。・;;)って感じ。ってことは、別れてくれなかった奥さんって、、、今バラエティによくでてるあの人だよなぁ。。こっちの話をぜひ映画化してほしいものです。映画に出てくるエピソードがちょこちょこでてきて、違いをくらべるのも面白かったですよ。