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久恒啓一

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「だいわ文庫」のシリーズに「残業はするな、前業をせよ!」が加わった。9日に発刊される。この文庫本のオビに「社会を泳ぎだした人にこそ読んで欲しい」とあるように若いビジネスマンに向けて仕事の心得を説いたものだ。私の「仕事術」関係の本の中では気に入っている本だ。「広く、浅く時間を見渡せ」「不謹慎な人ほどうまくいく」「仕事は公私混合でいい」「一流の懐に入り込む」「新聞は全部読むな」という5つの章で構成されており、従来のジネス常識をひっくり返す内容を散りばめている。以下、文庫版の前書き用に書いた文章。
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「前業」という新語を用いて、「残業」を戒めた本を書いたのが、2007年の4月である。それから3年経った。
 その後、この本の想定した読者である若いビジネスマンを巡る環境は、経済環境の悪化、経営環境の劣化とともに、可処分所得や可処分時間が減少を続けるなどなどますます厳しさを増している。
 ここ数年、単行本や雑誌などの私自身への依頼でも、タイムマネジメントに関する取材テーマが増えてきている。また、「残業」時間を少なくするという工夫を述べた売れ筋の本や雑誌の特集もよくみかける。
今までより少ない人員で、今までより多くの仕事をこなすという矛盾した命題のもとで、激しい労働を余儀なくされている若いビジネスマンのため息が聞こえてくるようだ。


 さて、この3年間は著者である私にとっても10年に一度というクラスの大きな転換期だった。
 ビジネスマンから大学教員になるという大いなる決断で転身した1997年から仙台の宮城大学で充実した時間を過ごしていたのだが、前業」の単行本を書いた翌年の2008年には、仙台に行ったときには中学生と小学生だった子供二人が、就職や進学により東京に出ることとなった。

 時を同じくして、東京の多摩大学からの要請が私にもあり、結果として家族全員で東京に出るという一大プロジェクトを敢行することになった。我が家にとっては、歴史に残る大きなプロジェクトだったが、妻の采配のもと、全員の力を合わせて何とか乗り切れた。
 東京での2年間は、子供たちの旅立ちや進路の変更、新しい住環境とそれに付随する新たな習慣の確立、新しい職場での慣れない仕事への新鮮な取り組み、古い友人達との交流の復活、地域社会での人間関係の構築とネットワークの充実、などであっという間だった。

 また、ライフワークとなってきている「人物記念館の旅」も、単行本の出版時には、150館の訪問であったが、それから3年経った今では340館を超えるところまできている。
 私自身は、今は職場まで車で20分という職住接近となった。「職場からはできるだけ遠くに住むべきである」という私の考えに反するともいえる職住環境であるが、考え方は変わってはいない。
 私の「前業」は、起床した早朝から大学へ出勤するまでの時間と定めて、「朝メシ前」を大事な時間として知的生産にあてている。


 ツイッターで「今日も生涯の一日なり」とつぶやくことから私の一日が始まる。そして昨日の出来事を思い出しながら主なイベントについて1時間ほど書く。そういえば、この3年間もブログの連続記入の記録は伸び続け、昨年は目標であった松井秀喜の連続試合出場記録1768試合という数字を超え、この3月にはついに2000日を超えた。


 IT環境も、この3年間で携帯から、アイポッド、そしてアイフォンへ進化しているし、5月にはアイパッドへという流れになる。またHP,メルマガ、ブログに加えて、ツイッターまで加わってくるなどIT環境も深化している。

 知的生産としての本の出版については、この3年間に新たに 20冊ほど加わり、すでに著書は90冊の大台に入っている。
  3年という年月は、短いようだが、しかし大きな容量を持つ時間でもあると思う。


 「早起きと、記録と、継続」こそが、私たちの日々の生活の厚みを加え、人生に深みをもたらしてくれるものだと改めて確信している。


 若きビジネスマン諸君!  一日一日を大切に!









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Last updated  2013/11/26 11:50:31 AM
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