ズの解答と裏話
元旦の詰め将棋の「ズ」の解答を。実は今この瞬間においてもなんか不安がものすご~くあるんですが、まあ前向きにいきますw解答▲3三飛成△3二桂▲同竜△同玉▲2四桂△3一玉▲2三桂不成△2二玉▲3四玉△1三玉▲1二桂成△1四玉▲2五角△1五玉▲3七角△2六合▲2七桂まで17手詰め 初形で攻め方の玉に王手がかかっているのがまたかったるいですが、まあしょうがないwということで初手▲3三飛成は絶対です。2手目金合は▲同竜~▲3三金と打っていけば簡単ですし、他の合駒は▲2三桂不成△2一玉▲1一桂成以下やはり簡単です。よって簡単に詰み・・・とはなりません。△3二桂と合駒するのがポイントです。うっかり▲2三桂不成とすると△4四桂と自分の玉を取られるのでご注意(笑)△3二桂合には▲同竜しかなく、△同玉に▲2四桂△3一玉▲2三桂不成と追います。△2二玉に▲3四玉と空き王手をして△1三玉の局面はちょっと詰みそうにない形で、普通なら読みを打ち切る場面ですが、▲1二桂成と成り捨てるのがちょっと難しいかもしれません。△同玉は竜を取られ、△同竜も▲2四角~▲2六桂で簡単。よって▲1二桂成には△1四玉ですが、▲2五角とくっつけて打って△1五玉に▲3七角と引けば最後は桂打までです。 さてこの最後の▲3七角を防ぐ意味で9手目▲3四玉に△4四合、△3三合という2つの中合いの変化も読む必要があります。△4四合は▲同角△1三玉▲1二桂成△1四玉▲2五角△1五玉▲2七桂までで▲4四角が2六に利いているので詰みます。△3三合は▲同角成△1三玉▲1二桂成△同竜▲2五桂△1四玉▲2四馬までで詰み。 実は▲2三桂不成で▲4三桂不成でも詰みありのようなのが問題ですが(笑)、まあ▲2三桂不成のほうがわかりやすいのでいいでしょうwちなみにこういうボツネタが存在します(笑)