ストラヴィンスキーの名言
「目をつぶって音楽を聴くほど
バカげたことはない」
この言葉にドキッとした私です。(^^;)
現在、
「はじめての オーケストラ・スコア」
(音楽之友社)の本を愛読中・・♪
オーケストラの編成や楽器の音域、特徴など
初心者でもわかりやすく解説されています。
オーケストラについて学ぶと、
コンサートやCD,DVDなどを鑑賞する際に、
様々な角度から 楽しむことができるようになります♪
コミックや映画「のだめカンタービレ」の人気で、
オーケストラに興味や親近感を持った方も多いのではないでしょうか、
私は、学生時代、オーケストラの授業の他に、
中学生の頃は 吹奏楽部に入っていたのですが、
本書の内容を知っていたら、
もっともっと!楽しかっただろうなぁ と思いました。
音楽を聴くことが好きな人はもちろん、
楽譜が読めない人が読んでも
きっと世界が広がるはず♪
(楽譜が読める人は より理解が深まると思います)
オーケストラや吹奏楽所属の方も、そうでない方も。
音楽好きの方は、ゼヒ 読んでみてください~(●´ω`●)
専門楽器がピアノの方もきっと プラスになりますよ★
ちょっと内容の一部を紹介しようと思います。
・オーケストラ・スコアの大原則
19世紀半ばまでは、オーケストラスコアの書き方は、
作曲家ごとにまちまちでしたが、
今日では、楽器の配置順など、国際的に統一されているのです!
大原則 その一・・スコア上、同属楽器はまとめる。
大原則 そのニ・・スコアでは、楽器の音域の高い順にならべる。
注★ホルンは例外ですが、その理由は本書にて♪
大原則 その三・・ホルンの楽譜は、金管楽器群の
いちばん上(もっとも木管に近い位置)に置かれる。
・スコア上の楽器配置 例(上から)
※楽器名やスペルは イタリア語、ドイツ語、フランス語、英語などの
言語により、異なります
■木管楽器群
フルート Fl.
ピッコロ Picc.
オーボエ Ob.
イングリッシュ・ホルン C.i.
クラリネット Cl.
バス・クラリネット Cl.b.
ファゴットFg.
コントラファゴット Cfg.
■金管楽器群
ホルン Cor.
トランペットTr.
トロンボーン Trb.
テューバ(チューバ)Tuba.
■打楽器群(特殊楽器など)
ティンパニ Timp.
小太鼓 Tamb.
シンバルPtti.
大太鼓 Gr.C.
ハープ Arp.
■弦楽器群
第一ヴァイオリン Vn.I
第二ヴァイオリン Vn.II (← ※2のローマ数字)
ヴィオラ(ビオラ)Va.
チェロVc.
コントラバス Cb.
・補足
統一前は、スコアの書き方だけでなく、
時代や作曲者の曲によって 楽器編成も大きく異なってきます。
オーケストラの編成も、バロック時代・古典派型・ロマン派型などと
異なっており、編成も 2管編成~5管編成までいろいろ!!
ちなみに、「○管編成」は 曲により大きく人数が変化する
管楽器が各楽器に 何人いるかどうかを基準としています。
(例 Fl. Ob. Cl. Fg. Cor. Tr. 各二人の場合→2管編成
※ 古典派型、ロマン派型ともに2管編成なのですが、
それぞれ人数は異なります。ロマン派型のほうが人数が多い!)
はじめてのオーケストラ・スコア スコアの読み方ハンドブック
はじめてオーケストラのスコアを読もうとする人へ、スコアの読み方の基本がわかる入門書・手引書。スコアのしくみ、オケの各楽器の説明、楽器ごとのスコアの見方、スコアと演奏する人(演奏現場)・実際の音の鳴り響きとの関係など、スコアを読むうえでミニマムかつ最重要の知識を、ビジュアルに、わかりやすくまとめたハンドブック。
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コチラに上記の内容&メルマガと、
ブラスバンド(吹奏楽)やオーケストラに入ったら必ず目にする、
楽器の読み方とスペル、略号を、外国語別にまとめた各国語による 楽器名一覧を、表にしてまとめました。(リンク先はぴあの専科♪)
楽器の略記号って、国ごとによって、異なるんですよね、
正直、けっこう紛らわしい略号もあります (^。^;)
発音は カタカナなので本格的な発音と差がでてしまうと思いますが、
少しでも 参考になれば幸いです。