老舗・虎屋
口伝によりますと、虎屋は遠く奈良朝の頃より禁裡の御用を勤め、その後平安遷都と共に京都に移り、引き続き御所の御用を承って参りました。記録では、室町時代末期すでに虎屋と名乗っており、京都妙心寺所蔵「正法山誌」の慶長5年(1600)関ヶ原の戦に関する項には「市豪虎屋」と書かれております。当時の主人黒川円仲(えんちゅう)を、当店では、中興の祖と言い、現当主は17代目にあたります。 株式会社 虎屋 http://www.toraya-group.co.jp/とらや中形羊羹2本入 3,360 円虎屋和菓子と歩んだ五百年 714 円室町時代に京都で創業し、五世紀にわたり和菓子の最高級ブランドであり続けてきた虎屋。羊羹で知られる老舗の顧客は、歴代天皇や皇族をはじめ、将軍、大名、財閥や陸海軍、やがては大衆へと広がっていった。それはまさに、時代の中心の変遷でもある。虎屋の菓子を愛した人々と、その菓子を創り守った人々のエピソードを通じて十七代当主が綴る「人と和菓子の日本史」。 【目次】第1章 御所御用を勤めて(御用菓子屋の顔ぶれ/後陽成天皇と秀吉 ほか)/第2章 将軍から財閥へ(寛永文化サロン/食篭と井篭 ほか)/第3章 和菓子が結んだご縁(聖一国師と饅頭伝来/西鶴と「虎屋のようかん」 ほか)/第4章 虎屋の人々(屋号の由来/先祖を探して ほか) 和菓子夢のかたち 1,785 円【内容情報】(「BOOK」データベースより)和菓子の和は和風であると同時に、人の心を和やかにするということ…虎屋につとめる著者が和菓子に託されてきた日本人の夢を語る。 【目次】(「BOOK」データベースより)1章 十二の和菓子物語(羊羹/こなしと煉り切り/きんとん/有平糖・金花糖 ほか)/2章 デザイン四季折々(梅/早蕨/椿/桜 ほか)/3章 異国の街で(南蛮菓子あれこれ/川原慶賀の菓子屋の絵/モイシトの謎/夢・世界菓子博覧会)