[カテゴリ未分類]の記事一覧 | ひつじ飼いの遊牧民的日常

アラブ系ですか？

さて。羊飼い家の住むアパートに３代目管理人さんがやってきた。羊飼い家がここに引っ越してきてから３年目に入るから。１年ごとに管理人が変わってる事になるよね。１代目の管理人さんは脳溢血で突然倒れてそのまま病院で亡くなった。２代目の管理人さんはアパートの１号棟に住むおじさんだったが。ちょっと変わったおじさんで掃除したところを汚されるのが気に障るらしくアパートの周辺や階段の周りで子供が遊んでると掃除したところを汚すな～！！と子供を追い散らした。かなり無茶なおじさんだった。子供に遊ぶなって言ったってそりゃあ、無理でしょ・・・。で、あんまりアパートの住人とも折り合いがつかずこんな仕事はやめてやる！と辞退したそうで。とりあえず、管理人職はまた空きになってしまった。そこへ、やってきたのがこの３代目おじさん。１０月の頭から本格的に管理人として働き始めたのだが。なぜか、このおじさん。色がす～んごく、黒い。もちろん、黒人的黒さじゃあなくてアラブ系みたいな、濃い茶色のような色をしている。先祖にアラブ系かクルド人の血が入ってるのよ！と早速、アパートのおばさん達のデデコド（井戸端会議）が始まった。羊飼い家のお義母さんのおじいさんのお父さん？にあたる人もクルド人だったらしくひつじさんの兄弟の中で義兄１号の肌の色はたった今、ビーチで焼いてきました♪って感じの色をしている。隔世遺伝、というやつだろう。義兄１号は小学校の先生なのだが。学校の先生は、若い頃は何年かごとに転勤させられてしかも、転勤先は、自分で選べない事が多い。義兄１号も、若かりし頃南東部の、クルド人の多い地域に出向命令が出され、そちらに出向いたらしいのだが。普通のトルコ人教師にはあまり積極的に近づかないクルド人たちも義兄１号の色や顔立ちをみて「あんたはクルド人に違いない！」とみんなで早合点してくれて。どんなに、自分はクルド人じゃない、と言っても誰にも信じてもらえず、かえって「兄弟！兄弟！」とよくしてもらったんだよって、言ってた。で、管理人３号さん。早速、知りたがり屋のおばさん代表が何人か、率直に「あんた、アラブ系じゃないの！」と質問したらしいのだが。出身は、近隣の村だ、と言ったそうで。実は本職は大工さんで副職がこの管理人だっていうから。外で働きすぎて黒くなったのかもな～って。思ったりもするけど。アラブ人といえばこの間怪しげな地回りトラックがやってきて中から頭に布を巻いたお兄さんが降りてきて下手なトルコ語で（羊飼いより下手だった～！）「ベラベラベラ・・・（よく聞き取れない）ヤイラ～！ヤイラ～！」と叫んでいる。もう一回、よく聞いてみるどうも、お皿のセットが６枚で２リラ９０～！と叫んでいるようだ。お皿が６枚で３リラ？安いじゃん？どんなお皿？と羊飼い、外に出てみた。羊飼いみたいに同じ事考えてアパートからゾロゾロ、他の奥さん達も出てきた。お兄さん、何売ってるの？と一人が聞くとドド～ンッ！と５０ピースくらい入っているドデカイ箱を出してきて２リラ９０！２リラ９０！と叫んでいる。一人が試しに５リラ札を渡すとおつりに１００リラ札をくれようとする。・・・なんか、こいつクサい。わざとらしいような～って羊飼いが思って見ていると。友達だ、とかいう名目で運転手が降りてきた。彼はアラブ方面から商売のために、トルコに来たのだがビザの期限が迫ったために手持ちの品物を投売りして国に帰る支度をしているという。２リラ９０じゃなくて２９０リラの間違いでしたが。このお皿のセットの他にこれもつけちゃう、あれもつけちゃう、と鍋からアイロンから、チャイポットからどんどん箱を積み上げていく、自称アラブ人。これ全部で２９０リラでいいよ～！と言う。でもさあ～。トルコに商売に来て商品を売ろう、っていう人間が言葉はともかくとして金の数え方さえもわからないんであれば全然、来た意味がないでしょ～？絶対ウソっこだよね～。芝居だよ～と思う羊飼い。でも、その自称アラブ人とやらの気前の良さに「手持ちがあったら、絶対買うのにね～」とテンション上がりまくりの、奥様方。以前、ニュースとかで見たんだけど本当の商売人は運転手の方でアラブ人は雇われ芝居人で盗品などを、サバクためにこんな方法で、品物を処理する、とどこかで聞いた事があったような気もするし。ま、真相はわからないけど。とにかく、ヤイラ～！ヤイラ～！と一通り、大騒ぎして彼らは去っていったのでした。自称だけどアラブ人ってやつをなんだか、初めて間近で見やした。そういわれれば管理人３号さんが間違われるのも無理はないな～って。妙に彼を見て、納得したりして。いや、世の中、いろんな人がいるもんです！ブログランキング参加してます。羊飼いに応援の１クリックお願いしま～す！(下のマークをポチッとクリックしてください）↓↓↓↓↓↓↓にほんブログ村にほんブログ村始めてみました～。こちらも、よろしく！↓↓↓↓↓↓↓

都会から帰ってきたぞ！その３

あまりにもダラダラ書いてると何したか忘れてしまうので一生懸命書きます！！(結構、必死です）大使館の後は、ちょっと歩いてトルコ建国の父ケマル・アタチュルクの墓廟へ到着このトルコ国旗、ひつじさん曰く、昔はバラの花で作ってあったそうですが、現在は赤と白の石でした。１０ン年前に１度来たことがあるだけだったけど何か、ずいぶん、変わったみたい敷地に入る前にバックなどの荷物を警備員に渡さなきゃ入れないんですよ～で、身体検査のゲートまで通らされる。すっごいね～。墓廟に向かう階段の上で。とにかく、でっけ～！です１０ン年前来た時にはトルコ語しか喋れない変な兄ちゃんが頼みもしないのに引っかかってきて敷地の入り口から墓廟の入り口までグジャグジャ何かを喋り続けながらズ～ッとついてきて(当然、羊飼いは当時トルコ語を知らなかったので）うるさいから、あっちに行け！ついてくるな！と英語で言っても全然わかってくれなくてシカトし続けてやっと最後にいなくなってくれたっていう思い出があるけど（ちっとも、美しい思い出じゃあないですな）墓廟の周りの建物の中には独立戦争を再現した博物館もできていて子供にもわかりやすくなかなか、見ごたえがありました子ひつじ２号なんか当時の遺品と絵で再現されたチャナッカレ戦争の前でしばらく、ひっついてたもんね。きっと、何か訴えかけるものがあったのでしょう（でも、館内写真撮影禁止だったんどす！残念！！）アタチュルクの地下にある、実際のお墓もカメラで実況中継で見ることができるんですよすごいですね～イギリスのバッキンガム宮殿の衛兵さんみたいにここにも、衛兵さんがいて人形みたいに動かない！姿勢で頑張ってます。衛兵さんと一緒に。暑いのにご苦労様です。そろそろかなり暑くなってきました。時計は正午をさしていますボチボチ、お腹がすいたからお昼でも食べよ～と言うが早いか、マック！！！の大合唱（ヒイ～ッ・・・）ってわけで、地下鉄に乗ってアクコピュル駅前にある総合ショッピングセンター「ANKAmall」に向かったのです～！ちっとも終わらないよ～誰かたすけて～ブログランキング参加してます。いつまで続くのか～！！の羊飼いに応援の１クリックお願いしま～す！(下のマークをポチッとクリックしてください）↓↓↓↓↓↓↓にほんブログ村始めてみました～。こちらも、よろしく！↓↓↓↓↓↓↓

都会から帰ってきたぞ！その１

アンカラへ行くぞ！というわけで早朝３時発の列車に乗って８時にアンカラ入りを果たし１日中アンカラをうろついて夜中の２時過ぎに家に帰ってまいりましたさすがにクッタクタ・・・何で、ウチのお出かけがいつも列車か、というと我が家の子ひつじ共はムッチャクチャ、車に弱い。乗ったが早いか１０分もたたないうちに気持ち悪い～ゲロがでる～・・・とカエルの歌の大合唱ゲロゲロゲロゲロ　クワクワクワッ！ビニール袋をかかえて上を下への大騒ぎ！になるのでお出かけの際は、なるべく、車関係は避けて通るわけでして羊飼い家には現在マイカーはないんだけど車を借りて行ったとしてもアンカラの街中事情がよくわからないし。そんなこんなでいつも列車南部のアダナという町から中部アナトリアを通ってアンカラまで行く「チュクロワ・エクスプレス」というローカル列車に乗っていざ！都会へ！（い～加減くどい？）チュクロワ・エクスプレスの車内。なかなか、キレイです。貨物列車がすれ違う時に撮影。窓の１枚１枚に、月星マークが入ってます。見えるかな？しかし、この列車この辺を通る時間がどうしても、夜中の２時とか３時になるんだよね～寝たら起きられないだろうし・・・とか言いつつ結局眠らないまま列車へと乗り込んでいつも、寝不足になるんだ。これが２～３時間トロトロしていると朝日が窓から差してきた朝日を浴びると怪獣のように、子供達が目を覚ましウロウロ、ゴシャゴシャちっともジッとしていないわ～い。お出かけだ～♪ワクワク♪せっかくだからちょっと変わった事をしてやろう、ってなわけで食堂車へおでかけ朝ご飯をそこでいただいたわけどすがパンとチャイとジャム、チーズ、トマト、キュウリ、オリーブ、ゆで卵のスタンダード朝ご飯で一人９リラ！！た・・・た・・・た・・・たっけ～～～！！９リラあったら街中のレストランでケバブのセットご飯が食べられますがなこんなんで家族４人、３６リラも払ったのね～って羊飼いが目を点にしている間にも列車はトコトコアンカラへと近づいて行くのでありました～長くなっちゃったから続く！ブログランキング参加してます。列車は楽し～♪の羊飼いに応援の１クリックお願いしま～す！(下のマークをポチッとクリックしてください）↓↓↓↓↓↓↓にほんブログ村始めてみました～。こちらも、よろしく！↓↓↓↓↓↓↓

何てヒドイ話（怒怒怒）！！

本日、夜のフラッシュ・特報で信じられないニュースが流れているマルディン、という南東部の県の１村で結婚式の最中に、覆面４～５人組みが侵入し男女、それぞれの部屋に別れて夜のお祈りをしていた人々に向かって、無差別に、銃撃を開始更に、人々が倒れた後に部屋に手榴弾を投げ入れ更に更に、まだ息のある人間が残っているかどうか、をわざわざチェックしてその後、現場を後にした、という。奇跡的に死体の下敷きになって無傷で生き残った、２人の若い娘。胸に１発、弾丸を受けながらも命を取り止めた、３歳の娘。死者４５人。負傷者６人。この、あまりにも手馴れた行動からテロリストの攻撃ではないか、ともいわれてるけど。家族間の「血の抗争」が原因ではないか、ともいわれてるらしく。幸せいっぱいの結婚式が一転、大惨事の現場になってしまった。何てヒドイ話だろう！もともと、村全体が、ひとつの苗字で、親戚だ、ってほど小さい村で、村人は、ほとんど、誰も残っていない、という救急車の数も、当然、少なくて、事件から５時間経った今もまだ、亡くなった人を全員、病院に運び込めないらしいテレビの画面は病院の前に集まって泣き叫ぶ親戚の人たちを映し出す胸を叩きながら歌を歌うように、泣く女性田舎の方の女性はわ～わ～と、普通に泣く、ということは少なくて感情を即興の詩にしてそれを謡いながら、泣く４５人を撃ち殺して手榴弾で留めを差した後順番に死体を点検した犯人、っていうのは一体、どんな神経の持ち主なんだろう・・・警察の威信をかけて捜査が始まった。人気ブログランキングに参加してます。トルコの羊飼いに応援の１クリックください！（下のマークをポチッとクリックしてください）↓↓↓↓↓↓↓にほんブログ村

はじめまして。

はじめまして、こんばんわ。遠いトルコの空から、失礼いたします。ただいま、午前１時５０分。外は大雪が降っています。明日の朝にはきっと、お子様共が、わ～！雪だるまを作るぞ～！と大騒ぎをするような様相になるでしょう。ダンナはひつじです。子供は子ひつじ１号と２号。ついでにお姑さんもついている、という家族構成ですが。ついでに、猫と金魚と亀もいますが。皆で、トルコの田舎の片隅で、仲良く暮らしています。ブログは初めてですが、田舎に住んでて、他にやることもあんまりないし。のんびり日常を日記にしてみようかな～と思い始めてみました。どうか、よろしくお付き合いくださいましにほんブログ村にほんブログ村