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カテゴリ:自己啓発/読書/語学
著者:笠原英彦
出版社:新潮社 今後国内を二分すると思われる女性天皇誕生について、 (といっても圧倒的多数で女性天皇容認派が多いと思われるが) 過去の女性天皇誕生にいたった経緯、 皇室典範制定の経緯などを記した本。 敬宮愛子内親王を念頭においた近視眼的な視点ではなく、 日本の文化そのものである天皇制の維持について 冷静にして熱心な議論をすべきであると言っているのだが、 ・女性天皇容認のための皇室典範改正は不可避 ・天皇の歴史に果敢に立ち向かう ・世界的には第一子優先 と記している辺りから、 著者自身はおそらく女系天皇容認派であろうと思われる。 そして、本文の最後を 「皇統断絶と引き換えの荊の道の始まり」 としているが、荊の道とは具体的には何かが示されていない。 なお、荊の道とは何かを、 「徹底討論!皇室は必要か」の中で説明していて、 「女系天皇を認めた場合の皇婿、皇配の問題」としており、 これは「お妃選び以上に難しい問題」としている。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2005.12.04 23:44:11
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