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虎マートン捕った!打った!秋山救った~
「まずアキヤマに『おめでとう』と言いたい」 大歓声を受けながら、マートンが開口一番、力を込めた。4安打4打点の大爆発で、ルーキー右腕のウイニングボールに貢献した。そして、チームを首位に引き戻した。それが、うれしかった。 一回の二塁内野安打で先制点の起点となると、五回先頭では中沢の内角直球を一閃。左中間席へ15号ソロ。19歳の援護となる大きな一発だった。 「うまくさばけた。秋山が粘っていたし、早く追加点をとってあげたかった。よかった」 守備でも秋山を救った。五回に相川の右中間への飛球をダイビング好捕。「前ならば難しいが、横へは捕れると思った」。闘志が自然と体を動かした。 秋山が降板した六回以降もバットは止まらず七回には右前安打。九回一死満塁では右中間へ3点二塁打を放ち、リードを6点に。勝利を決定づけた。 身も心もリフレッシュに成功した。前夜は4打席4三振。館山の高速フォークにタイミングが合わず、屈辱を味わった。修正点は2つ。技術面と精神面を立て直した。 【(1)引っ張らない】 和田打撃コーチの指導で強引さを捨てた。同コーチは「引っ張りにかかると昨日みたいになる。本来のスタイルを貫こう、と。1日で修正してくるのが、彼のいいところなんだ」。七回は左前に弾き返したが、それ以外は右方向。軸足に体重が残ることにより、力強いスイングを復活させた。 【(2)心の原点回帰】 M砲は「とにかく自分自身を信じようと思った」。悩んでいた前夜は外食も控えた。「ファンの応援がありがたい」。サイン色紙にペンを走らせながら、そうつぶいた。 完全復活した核弾頭。首位固めへ、マートンが再びヒットパレードを奏でる。 阪神・マートン、4三振を4安打で雪辱! 阪神のマートンが4安打4打点、そして4得点の大暴れ。4打席連続三振を喫した前日の屈辱を晴らした。 一回に先制点につながる内野安打、五回にはソロを放ち、九回には走者一掃の二塁打。小川監督代行に「館山が抑えただけで、打たれっぱなし」と言わしめた。 ダイビングキャッチでも新人の秋山を援護。攻守にわたって活躍し「誰が投手でも、勝利に貢献する姿勢は変わらない」と強調した。(神宮) 鳥谷(三回に勝ち越し打) 「(左翼手に)捕られるかなと思ったが、風もあったし、落ちてくれてラッキー」 阪神・新井、やっと出た!先制打&16号 「今季ワースト」を止めたのは阪神・新井のバットだった。重苦しいムードのチームを救い、ルーキー先発投手を援護。これが真の4番の仕事だ。 「打ったのはストレート。初球から思い切っていこうと思ってました」 一回二死三塁。ヤクルト先発中沢の初球を迷うことなく振り抜いた。打球は一直線に右方向へ。フェンスに直撃する先制二塁打。 前日(27日)は館山に完封されていた。その前の日(26日広島戦)は三回に1点を奪っただけで四回以降はゼロ行進。今季最長の15イニング無得点が続いていた。そんな負の連鎖をひと振りで断ち切った。 新井自身にとっても“久々”だった。3試合13打席続いていたノーヒットの連鎖をストップさせたのだ。2つの悪夢を吹き飛ばした一打は、秋山には何より嬉しい先制の援護だった。 調子に乗った4番は、六回にも中越えの16号ソロ。九回にも右前にはじき返して猛打ショーだ。 主砲は守備でもルーキーを助けた。三回二死満塁の大ピンチ。川端の打球はボテボテで三塁線に。思い切ってダッシュしてきた背番号25は、勝負をかけてショートバウンドですくい上げると一塁送球。間一髪で打者走者を刺した。 4番が打てばチームは勝つ。Vロードの胸突き八丁。もう得点力不足とは言わせない。 これぞ4番!阪神・新井、ルーキーを援護 阪神の新井が先発の高校出ルーキー秋山を力強く援護した。 一回2死三塁。ここまで13打席安打がなかった4番は、初球の直球に食らい付く。打球は右中間へ飛び、走者は悠々と生還した。プロ2度目の登板直前の右腕を勇気づけた新井は「初球から思い切っていこうと思っていた」と満足げ。先頭打者で登場の六回には直球をとらえ、中越えへの16号ソロを放った。 阪神・鳥谷が猛打賞!得点圏打率はセ界一 阪神・鳥谷が勝ち越し打。三回一死二塁で中沢のカーブを左越え二塁打。「捕られるかな、と思ったけど、風もあったし、落ちてくれてラッキーでした」。左翼手・畠山のグラブをかすめ、2点目を叩きだした。 八回は中前打。6点リードの九回二死三塁でも中前に弾き返し、25日の広島戦(京セラD)以来、3試合ぶりの猛打賞。得点圏打率・361としてセ・リーグトップに立った。 阪神・平野、スーパーキャッチで勝利貢献 阪神の二塁・平野がスーパーキャッチで勝利に貢献した。3点のリードを守る、六回一死。川端の中堅へと抜けようかというライナーをダイビングキャッチ。バットでは3打数1安打だったがマートンと同様、守備で投手を助けた。ポジショニングについて「シフトを敷く方がいいのか、定位置で守っていた方がいいのか、投手にも聞くようにしている」とかつて話していたガッツマンが、魅せた。 [阪神2010]カテゴリの最新記事
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