本当に、残念
という気持ちが、いまだに、日本中に
一度、会って酒飲んでみたかったなぁ。。。
「クランクアップです」…原田芳雄さん通夜
19日に亡くなった俳優の原田芳雄さんの通夜が21日、東京都港区の青山葬儀所で営まれ、生前親交のあった数多くの映画関係者らが訪れ、名優の死を悼んだ。
映画の遺作「大鹿村騒動記」などを監督した阪本順治さんが弔辞を読み、「芳雄さんのいる所は、どこも映画の一場面のようで、今横たわっている姿を見ても、映画のクライマックスのようです。でももうクランクアップです」と声をふるわせた。また、女優の原田美枝子さんは、「現役で仕事をやり続け、最後の映画を主演で終えたのは見事だと思う。俳優の生き方として格好いい」と話した。
祭壇はスクリーン状に白い花で四角く囲われ、遺影が飾られた。また、会場の外には、ファン用の献花台も設けられた。告別式は、22日正午から同所で催される。
原田さん遺作の阪本監督「カッコよかった」
昨年11月、長野・大鹿村で行われた映画「大鹿村騒動記」の撮影で話し合う原田芳雄さん(右)と阪本順治監督(c)2011「大鹿村騒動記」製作委員会【フォト】
19日に上行結腸がんのため亡くなった俳優、原田芳雄(はらだ・よしお)さん(享年71)を悼み、遺作となった主演映画「大鹿村騒動記」のメガホンを執った阪本順治監督(52)が20日、コメントを発表した。
「主役である以上に、座長であった芳雄さんは、その責任を全うして、逝かれました。耐えに耐えて、痛みに涙をこらえて」。16日の封切りを見届けて旅立った原田さんへの思いを、1枚の紙に込めた。
監督デビュー作「どついたるねん」(89年)以来、同作を含めこれまで映画7本、ビデオ作品1本の計8本で一緒に仕事をした。昨年11月の「大鹿村-」撮影時はすでにがんの痛みが全身に回り、休憩時間はグッタリしていたという原田さん。病状の悪化を隠し撮影に臨んだ“役者魂”を目の当たりにしてきただけに「もう僕は、“壮絶”と言う言葉を軽々しく脚本に書くことはないでしょう」と悲痛な心情を綴った。
19日深夜、東京・渋谷区内の原田さんの自宅で無言の対面を果たした監督は、この日夕にも再訪。22年間苦楽をともにした名優に「最期まで、カッコよかったです」と別れの言葉を送った。
20日、原田さんの自宅には笑福亭鶴瓶(59)、高橋克典(46)、勝村政信(47)、地井武男(69)、石橋蓮司(69)らが弔問に訪れた。