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坂口さん癌だった…健夫と杏里がコメント発表
プロゴルファー、尾崎健夫(59)は29日、所属事務所を通じてマスコミ各社に宛てたファクスで、妻で女優の坂口良子さんが27日午前3時40分に亡くなったと発表した。57歳だった。書面によると、横行結腸癌ならび肺炎で療養中だったという。 尾崎は坂口さんの長女でタレント、坂口杏里(22)と連名で、「これから家族全員 力を合わせて、皆様のご厚情を賜りながら頑張って参ります」と文書でコメント。「通夜及び告別式は、故人の意志により近親者にて執り行わせていただきました」としている。 坂口さんは「前略おふくろ様」「池中玄太80キロ」などに出演し、愛くるしい顔立ちと明るいキャラクターで人気を博した。昨年8月に10年以上事実婚状態だった尾崎と再婚したばかりで、今月12日発売の女性週刊誌で消化器系の疾患による重病説が報じられた際には、本人がブログで病状を説明していた。 . 坂口杏里、母看取った「今までありがとう…」 女優、坂口良子さん(享年57)が横行結腸がんと肺炎の併発によって亡くなったことが29日、発表された。この日、故人の遺志で密葬が営まれた後、喪主を務めた夫のプロゴルファー、尾崎健夫(59)と、前夫との長女でタレント、坂口杏里(22)が連名で「これから家族全員力をあわせて頑張ってまいります」とコメント。臨終の際、杏里は女手一つで育ててくれた母に感謝の言葉を送り、継父とともに母の分まで一生懸命生きていくことを誓った。 「今まで、ありがとう…」 27日午前3時40分、眠るように息を引き取った坂口さんに、杏里は泣き崩れながらも、そう声を振り絞った。温もりの残る母の手を、しっかりと握りしめながら。その隣で健夫も悔し涙を流し続けた。 関係者によると、26日に容体が急変し、健夫、杏里、長男(23)ら家族に看取られ、天国へ旅立ったという。28日に通夜、29日に告別式が坂口さんの遺志で密葬として近親者のみで執り行われた。棺には2011年9月放送の遺作ドラマ「渡る世間は鬼ばかり 最終回スペシャル」の台本などが納められ、荼毘に付された。斎場には満開の桜が咲き誇り、風が吹くたび花びらが舞い落ちた。 坂口さんは2011年夏ごろに体調を崩し、その後の精密検査で横行結腸がんが見つかり入院。昨年、手術の影響によるとみられる腸閉塞とインフルエンザから肺炎を併発したという。1度は退院したものの、今年2月末に再入院。女性誌に重病を報じられた際には、ブログで復帰への前向きな気持ちを綴ったが、叶わなかった。 坂口さんは86年に19歳年上の不動産会社社長と結婚し、長男と杏里をもうけた。しかし、杏里が3歳だった94年に離婚。総額40億円もの元夫の借金を返済しながら、2人の子供を女手一つで育ててきた。そんなとき出会ったのが健夫だった。 98年から交際を続けたが、杏里は健夫を拒絶した。昨年1月のトーク番組で「ママが取られちゃうみたいで寂しかった。なかなか認められなかった」と回想している。坂口さんが健夫と再婚したのは昨年8月。08年に芸能界デビューした杏里がバラエティー番組で活躍し始め“独り立ち”し、年齢でも成人した後だった。 結婚後は坂口さん、健夫、杏里の親子3人で、東京・渋谷109へ買い物に訪れることが何度もあった。杏里は母との共演番組で、健夫について「初めての結婚で初めての子供が私なんですよ。なので、すごく楽しんで(服を)買ってくれますね」とうれしそうに語っていた。杏里にとっても“初めて”の父親だった。本当の親子になれた瞬間でもあった。 健夫と杏里は密葬を終えた29日午後、連名の書面で「これから家族全員力をあわせて、皆さまのご厚情を賜りながら頑張ってまいります」とコメントを寄せた。後日、お別れの会を行う方向で話し合われているという。 杏里は30日、悲しみを乗り越え、TBS系特番「オールスター感謝祭」(後6・25)に生出演する。 日本テレビ系「池中玄太80キロ」で共演した俳優、西田敏行(65)の話 「早すぎます、順番が違います。悔しさに唇をかんでいます。ただ、今は現実を受け止めようと必死にもがいています。言えるのは、玄太を愛したアッコをあんなにステキに演じてくれてありがとうございました。おかげで玄太を日々楽しく生きることができました。ホントにホントにありがとうございました」 1998年9月に座長公演で共演した歌手、五木ひろし(65)の話 「訃報を聞き、驚きと信じられない気持ちでいっぱいです。いろんな番組で共演したことがありますが、特に思い出深いのが、大阪新歌舞伎座の私の公演で相手役を務めてくれたことです」 テレビ朝日系時代劇「名奉行 遠山の金さん」などで共演した俳優、松方弘樹(70)の話 「かれこれ35年以上の付き合いになります。数えきれないほど共演しました。まだまだこれから活躍する姿を楽しみにしていたのに残念です」 舞台「規子と弓代」で共演した女優、石野真子(52)の話 「あまりに突然のことで、ただただ驚きのあまり、言葉を失っています…。心より、ご冥福をお祈り申し上げます」 結腸がん 右下腹部の盲腸から順に上行(じょうこう)結腸、横行(おうこう)結腸、下行(かこう)結腸、S状結腸・直腸までが大腸で、そのなかの直腸を除く大腸部分が結腸と呼ばれ、その部位に発生したがん。食物繊維不足による便秘など腸内の環境悪化や酒、たばこなど消化器官に悪影響を及ぼすことなどが原因にあげられる。進行は遅く、早期発見であれば完治も可能だが、肝臓や肺など別の臓器に転移することも。便通の異常が続くと発症の恐れがあり、近年の日本では発生頻度が増加している。 坂口良子(さかぐち・りょうこ) 1955年10月23日、北海道・余市町生まれ。東京・堀越高校卒。15歳だった71年に「ミス・セブンティーンコンテスト」で優勝し、芸能界入り。モデル、女優として活動し、72年のドラマ「アイちゃんが行く!」で主演デビュー。その後も「前略おふくろ様」「池中玄太80キロ」など人気ドラマに次々に出演した。私生活では86年に不動産会社社長と結婚し、1男1女をもうけたが、94年に離婚。2012年8月にプロゴルファーの尾崎健夫と結婚した。長女の坂口杏里はタレント。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
Mar 30, 2013 07:01:52 AM
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