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沈没船事故があったばかりなのに、これって。。。
海も空も陸も、建物も、、、すべてが危険すぎて怖いです。。。 アシアナ機、エンジン異常の警告無視して飛行 規定を無視しサイパンまで4時間飛行、国土部に虚偽の報告も アシアナ航空の旅客機が今月19日、エンジン異常の警告メッセージが出たにもかかわらず、引き返さずにその地点から4時間以上も飛行を続けていたことが分かった。国土交通部(省に相当)とアシアナ航空によると、問題があったのは同日午前8時50分に仁川空港を離陸したサイパン行きのアシアナ航空旅客機(乗客242人)で、離陸から1時間後、操縦席のモニターに「左側エンジンのオイルフィルターに異常」との警告が表示されたという。操縦士は速度を落とすなどの措置を取ったものの、警告メッセージは消えなかった。だが、操縦士とアシアナ航空統制室は「計器盤ではエンジンの圧力やオイルの量などに異常はない」として飛行を続けることを決定。旅客機は警告メッセージが表示されたまま4時間飛行し、サイパンに到着した。機体点検の結果、エンジンオイルに基準値を超える鉄粉が混じっていたことが分かり、問題のエンジンを交換した。 国土部の関係者は「オイルフィルターに異常があるとの警告が出た場合、運航規程に則って措置し、それでも警告メッセージが消えなければ元の空港に引き返すことになっている。しかしアシアナ側はこれを無視して飛行を続けた」と説明した。 さらに、アシアナ航空は国土部に対し「警告メッセージが消えたため運航を続けた」と事実とことなる報告していたことが国土部の関係者の話で分かった。19日は旅客船「セウォル号」の沈没事故発生から4日目に当たる日だ。国土部は「アシアナ航空は昨年7月に米国サンフランシスコ空港での事故から1年も過ぎていないのに、またしても乗客の安全を軽視した」として「航空法に則り厳正な措置を取る」と述べた。国土部は同日、審議委員会を開き、操縦士に対し資格停止30日、アシアナ航空に対しては該当路線の運航停止7日または課徴金1000万ウォン(約98万円)の行政処分を下す方針だ。 アシアナ航空は「国土部の決定を謙虚に受け止め、今後の調査にも誠意を持って臨む」としながらも「国土部には虚偽の報告をしたのではなく、操縦士と統制室間の意思疎通に問題があり、会社側も警告メッセージが消えたものと誤って認識していた」と釈明した。 崔鍾錫(チェ・ジョンソク)記者 朝鮮日報/朝鮮日報日本語版 【社説】故障知りながら飛行続けたアシアナ航空 19日に仁川空港からサイパンに向かっていたアシアナ航空の旅客機でエンジンが故障したが、機長はそれを知りながら目的地まで無理にフライトを続けた。国土交通部(省に相当)は25日にこの事実を摘発したことを発表。問題の航空機は離陸から1時間ほど過ぎたころ、左側エンジンのオイルフィルターに異常が発生したことを知らせる警告メッセージが点灯したが、機長はその後もおよそ4時間にわたり飛行を続け、目的地に到着したという。通常はこの種の警告が点灯した場合、操縦士はまずエンジンの出力を下げて航空機の速度を落とし、それでも警告が消えない場合は周辺の空港に着陸しなければならない。ところが同機はエンジンの出力を下げるなどの対応を取らなかったため警告は点灯し続け、また操縦士はもちろん、アシアナ航空統制室もこのことを把握していたにもかかわらず、サイパンまでの飛行を強行した。 この問題が発生した19日は、韓国で旅客船「セウォル号」沈没事故が発生してから4日目に当たる。国民の誰もが事故を起こした旅客船の船長や船員、さらには船を所有する清海鎮海運の安全意識の低さに怒りをあらわにしていたまさにそのとき、アシアナ航空は極めて危険なフライトを強行していたわけだ。しかも、アシアナ航空はこの問題を隠蔽(いんぺい)するため「規定に従って対応した。すると警告が消えたのでフライトを続けた」と国土交通部に虚偽の報告まで行っていた。 この問題を受け、国土交通部は操縦士に対して資格停止30日、アシアナ航空には運航停止7日あるいは1000万ウォン(約98万円)の罰金を科す予定だという。一歩間違えば240人以上の生命を危険にさらしかねない行動を取った代償としてはあまりにも軽い。今回のように乗客の命を担保とする運航を行った場合、本来なら会社そのものを閉鎖させるほど厳しい処分を下すべきだろう。そうでもしなければ、会社側も問題の重大さを理解できないのではないか。 朝鮮日報/朝鮮日報日本語版 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
Apr 26, 2014 09:37:02 AM
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