香港・マカオ旅行(6)

香港・マカオ旅行(6) 2011.03.15

レパルス・ベイを後にして、バスは先程きた道を戻るかたちでアバディーン(香港仔)へ。
バスを降りた目の前に大きな看板があり「ジャンボー 珍寶」とある。 有名な海上
レストランの桟橋である。

その看板の隣の小さな桟橋から、ツアー用・サンパーンに乗り込む。 渡し船は間
もなく岸を離れる。 すぐ目の前に金綺羅きんの豪華なレストランが目に入る。専
用の渡し船も豪華である。

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水上レストランを通り過ぎると、水上生活者のぼろ船の群が目に入る。 バックに
林立するビル群との違和感が気になる。 

漢民族ではあるが、蛋(たん)民とよばれ、少数民族には分類されないが、生活
様式の違いや教育程度の差などによる被差別民であった。 1970年代までは、
非蛋(たん)民との通婚も限られていた。

陸に土地をもたず、主に船を家とし、水上で漁業、水運、商業などの生業を営む。
このため船上人とも呼ばれる。

水上生活者は1997年の人口統計では約2万人いたが、2003年には4600
人まで減っている。 因みに2007年の日本のホームレスは大阪府4911人、東
京都4690人である。 その年の香港の路上生活者は僅か327人であった。

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