ロシア旅行(37)

※ロシア旅行(37)<五日目>-2004.9.30-

元老院広場の見学を終わったのが、午前11時過ぎであ
る。 スタートが早かったので、盛りだくさん観光した割に、
お昼までまだ1時間近くある。 ということで、例によりトイ
レ休憩を兼ねて土産物屋に立ち寄る。

モスクワの土産品店もそうだったが、ガイドさんに案内し
て貰わないと、何処に入口があるのか分からない。 外
国人専門の土産品店なので、看板の必要はないのかも
知れない。

店内に入ると、可成り広くて立派である。 孔雀石、琥珀
など、日本語の大きな標示があるので驚く。 英語も併せ
て書いてある。 日本円による支払いもOKで、コインによ
るお釣りも呉れるが、1,000円以上ならドル支払いの方
が有利である。 嘗ての国営時代の慣習が残っているの
か、簡単には値引きに応じてくれない。 しかし、偽物を
つかまされる心配はなさそうだ。

琥珀製品は、すでにモスクワで購入しているので、今回は
私達や義妹達の孫娘達にマトリョーシカを5個買うことに
する。男の子達には適当な物が見付からないので、取りあ
えず面白い形のチョコレートを5個、ドルで買う。

留守中、我が家の花達の水遣りの面倒を見てくれている
義妹達にはキャビアを奮発しようと思ったが、30gしか入
っていない小瓶でも、結構高価なので、別の機会に買う
ことにして、今回は見送る。

マトリョーシカ

 最も手軽なお土産といえば、このロシア人形であろう。
 原形は日本のこけし人形や、入れ子式人形をヒントに
 して、18世紀頃からセルギエフ・パッサート(大修道院
 で有名)を中心として作られた、ロシアの代表的な民芸
 品。

 普通は10ピースで、一番内側の最小の物は米粒より
 小さく、ロシアにしては芸が細かいと感心する。ハンドメ
 イドによる色彩、表情が味わい深い。

キャビア

 ロシアのお土産として期待されるトップはキャビアであろ
 う。 しかし、ロシアの有力輸出商品であったキャビア
 (チョウザメの卵)の漁獲高が急減しているという。とい
 うことで、持ち帰れる限度は、一人250gである。

 世界のキャビア生産の9割以上産出するのはカスピ海
 で、ロシアの漁獲割り当ては60%位とか。

空港のDFSで購入するのが、品質が保証されていて確
実であるが、30g入りの小瓶で30ドル以上と恐ろしく高
価である。 実は、後日ホテルのあるルートで三分の一
以下の格安品を購入したが、来年のお正月に食べる予
定なので、本物か、偽物かはまだ分からない。

土産物屋・サンクトペテルブルグの或る通り

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同上入り口

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同上店内

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ガラス製品

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民族衣装

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マトリョーシカ

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