スペイン旅行(22)

※スペイン旅行(22)-2004.4.9-

スペイン広場の見学を終わり、再びバスに乗る。 極く
近くで、バスを降り、ムリーリョ公園に入って行く。入った
すぐの所に、「コロンブス記念碑」が建っている。 2本の
柱の上にライオンがいて、そのすぐ下に、「1492」と刻
まれている。 つまり、コロンブスが新大陸を発見した年
である。 柱の途中に、ブロンズ製の帆船があり、コロン
ブスが謁見した、「イザベル」女王の名前が入っている。

公園内に、オレンジの大木があった。 果実を収穫する
事が目的ではないので、伸びるに任せており、しかも、
可愛い白い花を咲かせていた。

公園は、ただ通り抜けたという感じで、やがて、「サンタ・
クルス街」に入る。 

サンタ・クルス街

 昔のユダヤ人街で、白い壁、迷路のような狭い路地が
 特徴である。 壁の2F部分の所々に、「聖画」が飾ら
 れている。 小広場もあり、地元のアクセサリーや絵皿、
 革製品などを売る土産品店が並んでいる。 何とも、魅
 力的な場所である。 

引き続いて、「カテドラル・セビリア」に行く。 

カテドラル・セビリア

 この大聖堂は、ヴァチカンとロンドンに続いて、世界で
 3番目に大きいカテドラルである。 1402年から1世
 紀をかけて完成させたスペイン最大の教会である。
 後期ゴシック様式であるが、ルネッサンス様式の影響
 も見られる。

 元は、イスラムのモスクがあったが、キリスト教徒がそ
 れを壊して聖堂を造った。 しかし、「ヒラルダの塔」と
 美しいパティオ(中庭)だけは残した。 塔は98mあり、
 いまや、セビリアのシンボルとなっている。

カテドラルの内部に入る。 世界最大級の礼拝堂といわ
れるだけあって、誠に素晴らしい。 ステンドグラスもま
さに絵画である。 

幸運にも、昨夜TVで放映していた、「聖母マリア像の山
車」を間近に見ることが出来た。 セマナ・サンタ(聖週
間)で、セビリアのお祭りの主役を演ずる山車である。
多分、今日の午後市街に繰り出して行くのだろう。

なお、有名な「コロンブスの棺」を見ることが出来た。
棺は男性4人に担がれている。 1894年にキューバ
から送られてきたコロンブスの遺灰が納められている
という。

ムリーリョ公園へ・セビリア

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コロンブス記念碑

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公園入り口

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公園内のオレンジの大木

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白い花を咲かせている

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追加画像は下記をクリックして下さい

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