カテゴリ:ネット社会
hidewさんの所でブログ文章術の話題が出ています。最新記事は
上手く書くとはあまり上手く書かないことだ という逆説的なタイトルです。 hidewさんの一連の記事に対する私の感想と、私のブログに対する考え方を書いてみよう・・と思います。基本的には、hidewさんのblog作法は合理的で大いにうなづけるのですが、凝りすぎではないかとpgさんみたいにツッコミを入れたくなってしまうのです。 結論から言うと、小説みたいに完成度の高い文章を書こうとするのはNGだけれど必要以上にツッコミを期待して作為的な文章を書いても、よほどギャグセンスの高い書き手でない限り、読者は白けるのではないでしょうか。だから私は普通に、思った事を書けば良い。平凡は妙手にまさる(大山康晴)と思うのです。 私は大学は夜間部でして2~3年生の頃は毎日新聞社の神戸支局および大阪本社に勤務しておりました。記者クラブを回って原稿を集めてきたり、記者の撮った写真を現像したり、記事のスクラップを作ったりしておりました。記者が原稿を書き、それをデスクが朱筆を入れて記事ができるプロセスを傍で見ていたのです。本多勝一の「日本語の作文技術」を参考にして、本多流記事作成術・推敲術と現場の記者たちの記事作成術・推敲術を比較・分析しておりました。新聞社での経験は、税理士・公認会計士試験の答案作成や会社員となってからの報告書作成に大いに役立ちました。 私は自らのブログにツッコミは期待しておりません。なぜなら私の書き方は、基本的に新聞記者の文章術を真似た物だからです。書くテーマは「日常」なのです。私が文章が上手いと尊敬している作家は現代では群ようこです。ありふれた日常を切り取って読者にサラサラと読ませてしまう、これが私の理想なのです。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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