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誤解を招きやすい話なので要旨をまず書くことにします。
○2chには今も「日本の碁界における外国籍棋士の存在について」というスレが存続している。 ○この議題は、かつて「みんみん掲示板」を炎上させてしまった。故に私はこのブログにおいてこの話を今まで封印してきた。 ○cadeauという奇矯な御方が碁界評論という掲示板をやっていた。今もやってるかも知れないけれど、それはどうでも良いと私は思う。 ○cadeau氏の主張をコピペしてまとめました。見たい方は見て下さい。 ○cadeau氏の主張は暴論であり、とても賛同はできない ○しかしcadeau氏と真っ向から対決したqin氏やhidew氏は、「棋士はその棋譜や普及活動によってのみ評価されるべきであって、国籍は全く考慮する必要はない」と主張した。 ○qin氏やhidew氏の主張は基本的に正しいと私も思う。しかし日本の囲碁界を完全にオープン化してしまっていいのだろうか・・と私は疑問を感じた。 2001年当時、私は以下の事を主張した。 ○日本の囲碁界を完全にオープン化してしまったら、全てのタイトル戦が中国人・韓国人によって争われてしまう危険がある。さすれば日本の囲碁ファンは減少するのではなかろうか? ○しかし今の原則鎖国状態では競争から保護されているのだから、日本のプロのレベルは相対的に弱体化し続けるであろう。 ○現実的には、鎖国攘夷も完全オープン化も日本の囲碁界の発展に有害であろう。故にその中間に「有意の解」があるはずだ。 具体的には、 ○棋戦の多様化(ファン投票で出場棋士を選ぶ棋戦・日本人しかでられない棋戦・トッププロに出場資格を与えない中規模の棋戦などを創設する) ○部分的門戸開放(7大タイトルのうち3つ位を海外の棋士にもオープン参加を認める) のが良い、と主張しました。 この問題は、All or Nothing でガミガミ言い合っても話は前に進まないし、日本の囲碁界のためにもならない。 と私は書きましたが、私がcadeau氏を擁護していると誤解されて、みんみん掲示板は炎上したのでした。 「日本の碁界における外国籍棋士の存在について」議論する事は無意味であります。 「棋戦オープン化の是非」を考えると置き換えて冷静に議論をしたいものだと私は思っています。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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