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「秋山川と唐沢山の屋敷跡」
(写真は、唐沢山神社の参道だべ) 栃木県を流れる『秋山川』は、唐沢山の裾野を流れる川なんだど。 水源は栃木県と群馬県の境目にある、氷室山ってとこらしい。 佐野市内を南に向かって流れたあとは、渡良瀬川に合流すんだ。 西側の田沼高校側から、唐沢山に登ると、秋山川を渡ることになんだ。 ちょこっと、車で通り過ぎただけなんで、はっきりした川幅はわかんないけんどな。 水はあんまし流れてなかったな。 ネットで調べた感じでも、穏やかで、静かな流れの川みたいだど。 大きな氾濫で被害が出たって記事は、なかったな。 地図で見ても、唐沢山よりも離れた場所にあっから、唐沢山の防御の役目は、してなかったんじゃないかな。 ところが、そうでもなかったんだな。 『関東の名城を歩く』って本によるとだな。 唐沢山城の大手門は、田沼高校の近くにあったらしいんだ。 そんで、門を潜って右側、高校の裏の方向には、屋敷跡があってな。 『和泉屋敷』『源兵衛屋敷』『隼人屋敷』って言われてるんだと。 まだまだ調査中の部分が多いみたいなんだどもな。 堀や石垣の跡なんかが出てきてるんで、大規模な屋敷の跡ってことは、間違いないみたいだべ。 土塁跡なんかも、出て来たんだと。 そこで、戦国時代に佐野氏が暮らしていた、屋敷じゃあないかって説が、一番強いみたいだど。 そうすっと『秋山川』が、重要な役割をしてくんな。 大勢の人間が集まって生活すれば、飲み水や洗濯、農作業にも大量の水が必要になってくる。 だども、近くに川があれば、井戸を掘る必要はないかんな。 水源が近くにあるってことは、生活にも、戦にも、有利な点がいっぱいあると思うんだ。 唐沢山に行った時には、気が付かなかったんだけんど、屋敷跡は、一般公開されてないかもしんないど。 個人の畑かもしれないんで、もし見学に行きたい人がいたら、調べてからいっとこれね。 《参考》
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