ママは港
近隣の公立幼稚園の入園式によんでいただきました。あいあいでは元気いっぱいだった子ども達が緊張いっぱいの顔で並んでいました。中にはママと離れられない子もいます。あいあいでは離れることも平気でした。でも、ひろこ先生はうれしかったんですよ。初日から「僕は新しいところが何だか不安なんだ、緊張してるんだよ」ってことを行動でちゃんと教えてくれたんですから。その気持ちをフォローしてあげられるチャンスをしっかりママに伝えてくれたんです。普段しっかりしたお子さんなら尚更、その緊張感に気づいてあげられないままのときもよくあります。ちゃんと新しい環境に進むことがわかっていて、さあ、いよいよ幼稚園だと前向きの気持ちがあって、そして、心のよりどころになるママとの関係がしっかり出来ている。だからこそ、今日つないでもらったママの手がどれだけ力の元になったかわかりません。もちろん、入園式当日から張り切って笑顔でスタートされるお子さんもおられることと思います。不安よりうれしい気持ちがいっぱいだったのでしょうね。よかったねですね。 これから始まる園生活、新しい決まりや生活リズム、人間関係でちょっぴり不安になったり疲れたりするときもあるかも知れません。環境が変わると人間はストレスを感じるようになっているそうです。そんな時、子どもの発する小さなサインをしっかり受け止めてあげてください。にっこり抱きしめるだけで構いません。手をつなぐだけでも構いません。 大好きなパパやママがいてくれる。僕のこと、私のことギューってしてくれる。それだけで何もしなくても子どもは前に進んでいけます。 船は後に、波の静かないつでも帰れる大きな港のあることを感じたとき、安心して大海原に出航していけるのです。内海で動いていた船は、少しずつ少しずつ遠くまで出かけることが出来るようになります波が高くなればいつでも港に避難できる、そしていつでも自分の意思で出航できる港。そんな暖かい港のある子ども達の新しい門出に乾杯!! お母さんの環境の変化に伴うストレスはあいあいへどうぞいつでもお話をおうかがいしますよ