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ほいぴの日記

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2008年10月18日 楽天プロフィール Add to Google XML

 最初から、被害者も、加害者もいないのに……

 なにげなく開いた水上学氏のブログ白線の内がわを読んで、
ギョッとした。
小島茂之調教師のブログが大変なことになっているという。
  小島茂之厩舎の本音(公式ブログ)
    →10月15日『出走回避の情報について』
『回避の方向』と伝えられていた小島厩舎のプロヴィナージュが、
出走に踏み切ったため、ギリギリ出走可能だったポルトフィーノが、
秋華賞除外となってしまい、批判にさらされているようだ。

小島調教師を批判する人達の言い分は、およそ次の2点。
・勝ち目の無い馬を出走させること。
・回避と言っておきながら、一転、出走させたこと。


『勝ち目が無い』と思っているのは、その人の主観にすぎないもの。
『ダート馬のプロヴィナージュが出走したせいで、
 有力馬のポルトフィーノが除外されるなんて許せない!』
という、やっかみや感情論も多分にあるようだ。
出走資格のあるプロヴィナージュは、ルールに則って出走し、
『賞金不足』のポルトフィーノは、ルールに則って除外された。
それだけのことだ。なんら、批判されるいわれは無い。
たとえ1%の確率だろうと『勝つために出走させる』のであって、
上位争いが確実な馬でなければ出走してはいけないというルールは無い。
だから、レースの結果がどうであろうと、
小島調教師も、佐藤哲三騎手も、プロヴィナージュも、
批判を気にせず、『悪役』ではなく、『秋華賞の主役の1頭』として、
堂々と胸を張っていればいいのだ

事前に『回避』を臭わせながら出走に転じたことについては、
『回避決定とは明言していないが、言葉足らずだった』と、
小島調教師がブログで素直にコメントしたことで、
かえって批判されているようだ。
ただ、調教師のコメントは『回避濃厚』であっても、
客観的に見れば、2週間前の登録を行い、1週間前の登録も行い、
トレセンでも、日々、出走に向けて調教を行っているのだから、
常識的には、よほど状態に問題がない限り、そのまま使うのが普通だ。
実際、今回も、状態が悪ければ回避もあると、直前まで様子を見た上で、
最終決断で『出走態勢が整った』と、出走表明しただけのこと。
これまた、小島調教師が、誠実で慎重なマスコミ対応をしたばかりに、
かえって、無用な誤解を招いてしまったということだろう。

 恐らく、批判している人達は、『なにか特別な事件が起こった』
小島調教師が、普通は やらないような反則技をやった』
と思っているのだろう。
しかし、回避濃厚と伝えられていた馬が出走に転じて、
ギリギリ出走可能だった馬が除外となることなんて、
競馬の出馬投票のたびに、毎週のように起こっていること。
なにも特別なことではなく、競馬なら当たり前に起こることだ。
除外されたポルトフィーノの関係者も、残念に思いこそすれ、
迷惑を掛けられたとか、嫌がらせを受けたとは思っていないはず。
元々、ギリギリの出走順位だったのだから、
最初から、(1000万勝ちの馬より賞金が低いのを承知した上で、
『ぶっつけで秋華賞』というローテーションを決めた時から)
こういうことが起きるのも覚悟の上でのことだ。

 そして、もう一つの問題は、マスコミの報道の仕方だ。
プロヴィナージュのせいでポルトフィーノが除外になった と、
まるで、小島調教師が悪者であるかのように伝えてしまったことだ。
この一件に関しては、誰も悪者などいない。
全てルールに則ってフェアに行われたこと。そして、
小島調教師も、角居調教師も、その他の調教師も、すべての関係者が、
秋華賞出走に向けて、日々、努力してきたことの結果
だ。
それを、誰が加害者で、誰が被害者だと、面白おかしく書き立て、
競馬ファンをミスリードした競馬マスコミ。そして、それに、
まんまと釣られて、小島調教師批判に走った一部の競馬ファン
敢えて言えば、この2つが、この一件の犯人ということか。


 それから、この論争を荒れさせているのは、
やはり、ネットの匿名性
自分は安全圏に置いて、好き勝手な誹謗中傷を書き込んでいる。
(実際は、全く安全圏ではなく、事件性があれば、警察が介入し、
 通信記録・IPアドレスや、ネットカフェの防犯ビデオなどで、
 あっというまに犯人が特定され、軒並み逮捕されている)
一部のコメントは削除されているようだが、
それでも、とても読むに堪えないコメントも多い。
それに誠実に対応されている小島調教師の真摯な姿勢には、
本当に頭が下がるばかりだ。
匿名のまま、自由に言論や表現が出来るのは、ネットの利点でもあるが、
それは、人としてのルールとマナーを守った上でのこと。
行き過ぎた個人攻撃や誹謗中傷は、
せっかくのネットでの自由な表現の場を荒ませ、
言論の自由を危いものにしてしまう。

 別に小島調教師への批判が全て悪いということではなく、
批判するにしても、意見を書くにしても、
対等の人と人として、敬意と節度をもってやるべきだということ。
特に、小島調教師は、このブログを見てもわかるように、
多忙な仕事の合間に、ブログを通じて積極的にファンと交流を持ち、
自ら『ファンと競馬サークルとの橋渡し』をやろうとしている
調教師としては非常に貴重な存在だ。
それが、こんな心ない批判にさらされてしまうのは、
本当に残念でならない気持ちだ。


最終更新日  2008年10月19日 06時20分50秒
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