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菊花賞は、7番人気ビッグウィークが勝ち、
3連単 338,840円の大波乱! その原因は、スローペースで大逃げを打った逃げ馬を後方に控えて 漫然と逃がしてしまった 1番人気ローズキングダム 『武豊の騎乗ミス』とも言われているが、それは、間違い。 昨年のエリザベス女王杯のブエナビスタのように、 まんまと逃げ馬を逃げ切らせてしまったり、連対圏内にも 絡めなかったのなら、『騎乗ミス』と批難されても 仕方ないだろうが、今回に関しては、ちょっと違う。 少なくとも、菊花賞の舞台で 武豊以上の騎手は望みようがない。 菊花賞で 武豊を乗せて駄目だったのなら、他の騎手を乗せていても、 あれ以上の騎乗は無く、それ以上の結果は無かっただろうということだ。 ましてや、小牧太なんて乗せてたら、また、皐月賞の悪夢の再現? ま~、それは、それで、競馬のドラマの一つではあるのだが…… ていうか、武豊の騎乗は ほぼ完璧!(川田将雅も完璧だったが) なぜなら、当面の相手には、勝ち馬以外、全てに先着しており、 残り600m地点での勝ち馬との差も 約4馬身と、充分、射程圏内。 これで、前走、神戸新聞杯と同じ脚が使えれば、楽に差し切っていた 計算だが、『いざ追い出してみたら 前走ほど伸びなかった』 というだけのこと。相手は、ほぼ前走と同じだけ走っていたが、 こっちは、前走のぶんだけ走れなかっただけのことだ。 2頭の上がり3Fを比べると、 ビッグウィーク 神戸新聞杯 34.1秒 → 菊花賞 34.4秒 ローズキングダム 神戸新聞杯 33.3秒 → 菊花賞 33.9秒 ビッグウィークが上がり3Fで0.3秒しか落ちてないのに対して、 ローズキングダムは、0.6秒も落ちて、0.2秒差2着。 相手よりも 前走から パフォーマンスが落ちたぶんだけの負けだ。 つまりは、『前走で走りすぎてしまった』ということ。 恐れていたとおり、本番前に本番の競馬をやっちゃう 『前哨戦完全燃焼型』 典型的なトライアルホース。 本当だったら、6月から使い詰めのビッグウィークは、 崩れることはあっても、ここにきて 大きな上積みは無く、 一方、休み明け2戦目のローズキングダムは、叩かれて 更によくなっていても不思議なかったのだが。馬が真面目で、 毎回、全力で走ってしまうため、使い減りするタイプか。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2010年10月28日 07時05分46秒
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