親が厳しかったり、自尊心を失わせるようなことが続くと、自分の感情を抑圧して、最終的にはそれを抑圧していることさえ気づかなくなることがあります。
それを回復するために、抑圧の層を取り除いていくと、すごく自分勝手とも見える自由な状態になります。
小さな子どものように泣きたければ泣いて、怒りたければ怒って、甘えたければ甘えて……。
そして自分が欲しいものを正直に表現することを自分に許可するようになりますので、確かにちょっと自分勝手という感じもするかも知れませんが、もしそれが出来ないなら、すぐに諦める潔さも身につけることが出来れば理想的です。
周囲の人もあの人だから仕方ないなーという感じになりますし、それでも憎めないと感じてくれるようになります。
子供のころに絵を描いていて、ある時期からそれを止めてしまうと、大人になって再び絵を始めた時に、そのやめた頃の年齢の子供が描いたようなものしか書けないということがあるようです。
感情についてもそれは同じ側面があって、抑圧し始めた頃の子供のふるまいが一時的に出てしまうこともありますし、それはそれでヒーリングのプロセスが進んでいるという証拠にもなります。
その後に、注意を自分のニーズだけでなく、他人のニーズに向け始めると(それは人生経験を積んでいけば自然とそうなるはずのものですから)、自分 のニーズをストレートに我がまま放題に出すのではなく、それを上回る自分の中のニーズ(他人に親切にしたい・共感したい・他人を愛したい・受け容れたい) が現れてきますので、自然と全体のバランスがとれるようになっていくと思います。
幸いなことに、抑圧を始めた時期の精神年齢、たとえば精神年齢7歳から今の年齢まで育つのに、年数と同じ時間は必要ではありません。一回ある程度 の経験を重ねてきていますので、それはものすごいスピードで成長することになります。最大でもそれが10年なら12か月以上かかることはないと思います。
このプロセスについては、これまで部分的に書いたことがありますが、このような全体の概観をふと考えた瞬間がありましたので、ここでシェアしてみました♪