これがN700系新幹線グリーン車のすべてだっ!
普段は絶対といっていいほど乗らない新幹線のグリーン車。今回の旅行では、たまったJRのポイントでアップグレードできることに!(すいてたのでちょっと勿体なかったのだけどね。)そこで不肖この私が、そのすべてを今明らかにしよう!全車両禁煙の最新型N700系のグリーン車。なんか去年ポイントで乗ったのに比べて、照明が明るい気がする。左右2席ずつで余裕のあるスペース。(これは常識か…汗)めちゃめちゃ空いています。これなら普通の席でも、十分余裕だったような気がする。これがかの有名な「フットレスト」である。右側のペダルを足で踏むと位置が調節できるという仕組み。ぱたんと反すと、靴を脱いで足を置くことができる。外人に通じるかは疑問。前の座席には、まるで飛行機のように、雑誌が入っていたりする。これを読んで暇をつぶすのだ!こんな雑誌も…さらに…説明が書いてある板も入っている。これはまるで「飛行機」のようではないか!ちょうどよいA4の下敷きになりそうだから、ひとつもらっておいた(^-^)v グリーン車の優れているところは、これだけではない…なんとこのスイッチで、背もたれが前後するのだ。「そんなの普通の電車でもできるわい」という声が聞こえてきそうだが、そうではない。普通の電車のリクライニングは、レバーで緩めたところで、背中に力を入れて、「ヨィッショ」と自力で背もたれを倒さなければならない。しかしグリーン車のリクライニングには、その必要がないのだ。そして、その肘掛には…驚くなかれ、なんとテーブルが隠されているのだ!前の座席の背もたれにあるテーブルと、椅子の肘掛に隠されたテーブル。二段構えなのだ!これなら、前の椅子を回転させたときに、テーブルがなくて困ることはない。考えたものである。さらに、左の肘掛の下には…まるで、飛行機のようなオーディオのサービスがぁ!オーディオは、1ch クラシック2ch 洋楽3ch J-pop4ch easy listening5ch ニュース6~9ch 空っぽが、無料かつコマーシャルなしで提供されている。音量の大小も思うがままだ。また、パネルには読書灯とレッグウォーマーのスイッチもある。これが読書灯である。目もくらむほどの明るさではないか!飛行機にあって、このコントロールパネルにないのは、すっちーを呼ぶボタンぐらいだろう。しかし心配はいらない。万が一にそなえて、JRの職員さんが、たまに見回りにくるのだ。このちょっと太めのオバサンが、切符のチェックとともに、次のようなものを置いていった。使い捨てのお手拭である。「日清紡」の「ピュアコットン」を使用したもので、「安全で衛生的」とのことだ。これでおしまいかと思ったら甘い。肘掛にはこのように、コンセントが備え付けられている。携帯の電池切れも、グリーン車なら心配いらない。(N700系は普通の席でも窓際のほうには足元にコンセントがあるが。)電車だけに、電気だけはふんだんにあるのだ。左側のつまみを操作することにより、空調の強さを個別に調節できる。最後に…お手拭が追加されるという、念の入ったサービス。以上が、私が目撃した「N700系グリーン車」の全貌である。どうだろう、現代日本の科学技術の結晶ともいえる、このいたれりつくせりの設備は。さあ、グリーン車を使い大名旅行をしようではないか!