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 人と動物のより良い暮らしの創造

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2008.12.02
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カテゴリ:ペットマッサージ

ものごとは意識して使うか、意識しないで使うかでは大きな違いがある。ただ人やペットにアロマセラピーやマッサージをしたところで、「なにが」「どこに」「どんなふうに」良いのかをわからずに、ってか、気づかずにやってあげても、結局は続かない。だからやっぱり人にしてもペットにしても、アロママッサージにしても、ペットマッサージにしても、一回お金を払って施術を受けて、それっきりって人も少なくない。せっかくいいものなのに残念ですね。
プレイズタッチの素晴らしさは、パッシブタッチという動物と人間の垣根を越えたコミュニケーションもそうだけど、なんたって『オキシトシン』の分泌を意識して行うところ。そして何よりも何よりも飼い主さんが自宅で毎日行えて、ペットの健康管理や増進ができることですね。

オキシトシンは脳内化学物質ホルモンです。スウェーデンの生理学者、シャスティン・U・モスベリー教授の研究に端を発するオキシトシン効果は、後に男女双方に現れることが判明。オキシトシンは今までに猿や犬、そしてマウスからも発見され、生まれたばかりのマウスの赤ちゃんで想定された臨床結果が表れています。さらに先のスウェーデンでも、農業大学医学部小動物管理学科による別の実験では、マウスを膝の上において、お腹を40回/分撫でることで、オキシトシンの分泌が最も促進されるという結果が出ているってんだから凄い!

ドーパミン(Dopamine)は中枢神経系に存在する神経伝達物質で、アドレナリン、ノルアドレナリンの前駆体。運動調節、ホルモン調節、快の感情、意欲、学習などに関わり、メディカルアロマテラピストには特に関連するモノアミン神経伝達物質(セロトニン、ノルアドレナリン、アドレナリン、ヒスタミン、ドーパミン)。幼児期の脳の発達は早く、3~4歳頃までには基礎が形成。しかしこの過程に母親の愛情に恵まれない場合、親子関係、対人関係、男女関係の問題へと発展します。ドーパミンは快感を生むだけではなく、親子を結びつける働きをする脳内化学物質、オキシトシンというホルモン物質を視床下部で産生し、オキシトシンの神経をドーパミンの流れている神経が取り囲んでいる。ここからドーパミンが放出され、その刺激でオキシトシンが分泌される。これまでオキシトシンは、出産や授乳のときに母親の体内で働くホルモンだと考えられてきたけど、最近脳の中でも働く物質だとわかってきているってさ。

人間の例での幼児期の子供たちも言葉ではなく、まさに心と身体のスキンシップがもたらす効果であるということ。それはパートナーとしての犬にだって、猫にだって適応できる事実と考えてまず間違いはないでしょう。

ここでもう一つ、コルチゾールという物質は、血圧や血糖レベルを高めたり、免疫力(免疫機能)の低下や不妊の問題をも作り出す物質。過剰なストレスにより多量に分泌されてしまうと、脳の海馬を委縮させるということが、近年のPTSD患者の脳のMR検査などから発見されている。海馬は記憶という形態(『記名』→『保持』→『再生(過去の想起)』→『再認』)に深く関わっていて、海馬の委縮は生化学的な後遺症となることが分かっている。

脳で愛を感じるとき、快感を伝える物質であるドーパミンはオキシトシンの分泌を促進し、そしてオキシトシンはコルチゾールの値を低下させ、さらにさらにオキシトシンには免疫力を上げる効果もあって、コルチゾールによって失われた免疫力を再度高めてくれる素晴らしい脳内神経物質なのです。

オキシトシンを分泌させるには、動物の体を優しくさすることだけです。人体内でオキシトシン分泌が高まり(前述)、触れられた動物達の体内でもオキシトシンは増加する。オキシトシンは生物の幸福感に影響を与え、心理的・精神的な感情のポジティブな影響を及ぼします。人間と動物が触れ合うことによって、ストレスを緩衝し孤独感を癒してくれるなどの相互作用が働くことから、すでにあらゆる場面において『動物介在療法』(アニマルセラピー)が活用されています。

これからのパートナーとのスキンシップにも、重要な意味があることを頭に置きながら、今まで以上に素晴らしい関係を作ってほしい。それでこそ命が救えるのだ!(意味はいつかどこかでね。まだ公表前段階なの。)オキシトシンの分泌が多くなれば、動物の猜疑心も弱まり、協調性を高めてくれるでしょう。犬の問題行動が常に世の中のペット問題として取り扱われますが、問題なのは実は人間側だったと気づいていただけましたでしょうか?

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プレイズタッチ by ELS
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最終更新日  2008.12.02 16:45:59
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