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2015年03月11日
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今日は、東日本大震災のあった日でしたね。
日本全国、どこにいても、みんながあのときのことを想い出し、
亡くなられた方々に追悼の思いを捧げたことと思います。

あの頃、何もできず、港区でも支援物資の受け入れ場所があったので
洗剤や紙おむつなど買って届けたりはしましたが、
おろおろテレビを観ているだけで、本当に何もできなかった。
ただ、福島で被災した保護猫たちを、
この4年間かけて、受け入れてきたということはありました。

今日はその一部を、皆さんと思い出したいと思います。
画像は、保護時のものと、今のとの混合で、
名前は、うちに居たときの仮名でご紹介します。

  nono

    まずこの、野乃ちゃんです! (これは里親さん宅に譲渡直後の写真です)


わたしは実際に被災地に行く体力等がなく、
もっぱら保護してくれた子たちの預かりをしたにすぎませんが、
震災後福島に拠点を置いて、さまよっていた犬たちを保護して回ったり
猫を預かって、わたしたち都内の者につなげる、利枝さん率いる(社)SORAや、
都内から捕獲に出向いて、連れ帰った子たちの避妊去勢・医療ケア等を施して
飼い主さがしや預かりの出来る人につなげる、ゆきももこさん代表のねこひと会など
震災後、たくさんの小中大団体が活動し、
いまもその活動は続いています。
  
そして、震災後1ヶ月して、ねこひと会捕獲から最初に来た子たちのなかに、
この野乃ちゃんがいました。
震災があって、矢も楯もたまらず都内から保護に出向いた人たちが、
南相馬市の一角に、捕獲器を何十個も仕掛けて、
保護しまくった猫たち。
飼い猫も、外猫も、野良猫も、いたと思います。

   hogo

    こんな感じですね。

野乃ちゃんの保護経緯・里親さんちに行くまでは、下記をご覧ください。

  野乃ちゃんの譲渡まで

  どんな猫も、必ず人に慣れる日が來る!★最強威嚇猫・野乃ちゃんがこころを開いた瞬間

まったく触れない、超怖い怖い元野良猫だったに違いない野乃ちゃんでしたが、
うちに1年以上いたのち、すばらしい里親さんに巡り合い、
その里親さんの脅威の猫慣らしのこころと腕で、
お膝ゴロンゴロンの、奇跡の家猫変身を成し遂げました!


さて、野乃ちゃんの里親さんは、実は、野乃ちゃんの前に、

   tama
       たそがれるタマ爺。

このタマ爺を里親として受け入れてくださっていました。
タマは飼い猫で、(社)SORAに飼い主さんが持ってこられた猫でしたが
うちに来てから、里親さんのもとで幸せに過ごし、
手厚い手厚い看病をいただいて、空に逝きました。
年とって、長年慣れた飼い主さんのもとを離れて、
遠く東京の地まで来て、タマなりの苦労がたくさんあったと思いますが、
最期は本当に幸せに旅立ったと思っています。

    
その亡きタマと、一緒にうちに来たのが、

   meri

この芽里ちゃんだったんですよね。
芽里ちゃんも、飼い主さんが被災されて飼えなくなり、
泣く泣く(社)SORAに持ち込まれた子だった。
うちに居てから、この子もすばらしい里親さんに巡り合えて譲渡しました。
譲渡後、元飼い主さんの親戚の方がわたしの記事に気づいてくださり、
元飼い主さんたちに知らせてくださって、お話をすることが出来ました。

幸せだった芽里ちゃんでしたが、先日、里親さんが事故で急逝され
うちに戻ってきていることは、ここのところ書いていることです。
どういうかたちにしろ、また幸せにしてあげたいと思っています。


そして、SORAから来た子たちはほかにもいました。
    
    gonmi
        ごんみちゃん
     
     takkunn
         たっくん

     nattyann         
なっちゃん

この、なっちゃん・ごんみちゃん・たっくん、という3兄妹たち。
なっちゃんとごんみちゃんは一緒のおうちで都内、
たっくんは埼玉の、猫も犬もいる賑やかなお宅に
里親さんが決まって譲渡になりました。
みな、幸せに暮らしていて嬉しいです。

   
さて、小中の団体のほかに、個人のグループで、
いまも都内から福島まで、
定期的に給餌に行っている人たちがいることをご存知でしょうか。

隔週くらいで、都内から車で金曜の夜に発って
車で、あちこちの給餌をさせてくださるお宅などを回り、
震災後放置された猫たち、野良猫たち、その猫たちが産んだ子猫たちを
保護したり、餌やりしたりして回っています。

     yuunosuke
      超可愛かった優之介

     bukko
      また別の意味で(笑)超可愛かった元桜子のブッコ
         (うちの新之介と)

この子たちが、その、いまも都内から福島まで、
定期的に給餌に行っている方たちの保護による、優坊とブッコ。
優坊は、原発近くの町、楢葉から、
ブッコは南相馬の保護です。
そしてブッコは埼玉に譲渡になり、
先日里親さんのご入院でうちに里帰りしたりしましたね。


この、龍之介と南美ちゃんもそうです。
二匹は、浪江町で保護されました。

    ryuunosukenami
      浪江町で保護された、龍之介と南美ちゃん

優坊は、上の龍之介と一緒のおうちに譲渡になり、
南美ちゃんは別のおうちに譲渡になりました。
やっぱりこの子たちも、いま幸せに暮らしています。

ほかにも、

    huyutokano
      白黒の佳乃ちゃんと、黒猫の冬人

     南相馬なっちゃん.JPG
      これも超可愛かったなっちゃん

黒猫の冬人と、下のなっちゃんは南相馬の保護。
かわいいなっちゃんは茶々という名前になり、
黒猫の冬人は、左の白黒の佳乃ちゃんと一緒のおうちに行きました。
みんな幸せです!

上の佳乃ちゃんはSORAから来た子で、
3兄妹のひとり。
その3兄妹はたしか、SORAの近くのゴミ捨て場の付近に
箱に入れられて捨てられていたのでした。

兄二人はこの子たち。

    yuutrakouta
       優太と光太です。

優太と光太は一度一緒に里子になり、
元気過ぎで、光太だけ譲渡になりました(笑)
いま、うちでまだ、優太は元気に大きくなっております(^_^;)

    yuuta
       懸垂中の優太(笑)


上記の方たちの保護はほかにも。

    makoto
        ラブリーまことちゃん
    
    南相馬・静ちゃん.JPG
        美形長毛の静ちゃん (うちの草太と)

このまことちゃんと静ちゃんも、上記の方たちの保護で
南相馬から来ました。
それぞれ、まことちゃんは都のセンター引出のここあと一緒に譲渡になり、
静ちゃんも都内のお宅に譲渡になりました。

これ、まだ一部なのですが、
これだけでも、こんなにたくさんの猫たちが
保護されて、医療ケアされて、搬送されて、
福島から遠く、東京の我が家に来たんですね。
たくさんの人たちが関わり、
人だけでなく、人のいのちと同等に動物を思う、
たくさんの人たちの手によって、遠く運ばれてきました。
そして、うちでみんな、新しい環境に慣れ、たくさんの猫たちとの生活に慣れ、
やさしい里親さんのおうちに迎えていただきました。

皆さん、本当にありがとうございました。
特に、里親になってくださった皆さん、
本当に、本当にありがとうございました。
里親さんたちが増えてくださるおかげで、
小さい保護場所ですが、我が家も福島の猫たちを助けてやることが出来ました。
震災後4年、この思いをまた新たにすることができたなな猫でした。


↓ここもご覧ください!!
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最終更新日  2015年03月12日 10時36分39秒
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