深海性のキンシサンゴ、流されていた
キンシサンゴ(Flabellum deludens)と言えば、水風船のように膨らむことがあり、ブログネタとして時々掲載。そして今回も膨らんだので掲載。しかも流されていた。以前に掲載したときにも書いたことだが、排水パイプ付近は危険だから移動させるべきだと思う。でもあれから移動させなかったため、結果として膨らんだキンシサンゴのひとつがパイプの上まで流されていたというわけだ。膨らんだ共肉の一部が排水パイプに吸い込まれ、そして骨格の部分でひっかかる。その後共肉はしぼむが一部は流れにより牽引されたままの状態。キンシサンゴのダメージは大きそうだ。こりゃ反省だな。ちなみに膨らんだキンシサンゴは水換えやエサやりなどでしぼむことがあるが、指で数回軽く押しても海水を出してしぼむようである。