会社辞めた”表”の理由
会社を辞めた”表”の理由についても少し触れたいと思います。”表”だから明るくね元々、独立心は強かったと思います。入社したとき、「社長になってやるーーー!!!」って思ってたぐらいですから(笑)で、僕が真剣に会社を辞めようって思ったのは結婚してから。嫁に言わせれば「結婚する前に言えよ」って話ですが、それは言っても仕方ない。で、なんで結婚してから思ったかっていうとね。結婚してから読書するようになったんです。あんまり意味分からないっすか?独身のころは寮に住んでました。会社から歩いて2分。8:20が定時なのに、8:13に目が覚めて会社に間に合ったことがありましたから(笑)で、結婚してから電車通勤するようになったんです。電車の中では暇です。読書するようになったんです。最初に読みはじめた本はこれ。坂の上の雲司馬遼太郎先生の「坂の上の雲」です。なんでこの本かっていうと、日経ダイアモンドとかの社長インタビューとか見てると、「あなたの感銘を受けた本はなんですか?」ってアンケートがあると、十中八九「坂の上の雲」って答えてたんですよね。まさに社長御用達。「社長が『坂の上の雲』を読んでない会社は東証一部上場させてやんない」なんて国会で決まってるのではないかと、半ば本気で考えたぐらい、判を押したようにその本をみんな推してたんですよね。社長を目指す僕としては当然読まねば!ってなわけで読み出した。だけど読んで愕然!!!何でこんな内容の本を社長が読んでんだ!?つづく