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起業家の本棚BLOG

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もっちー@水曜

    ■自己紹介にあたって


こんにちは、本サルタントのもっちーです。

DEEPでは代表を務めさせて頂いています。


自分を「こんな人間」と語るのは僕が最も苦手であり、

また嫌悪することでもあるのですが…

 (人間そんな一面的なもんじゃないし)


とはいっても自分を最低限伝えるのは一種のマナー。

誤解を恐れず僕っていう人間を表現してみたいと思います。


    ■ゼロからイチを作り上げた人々
    

僕はゼロからイチを作るのが大好きなんです。

何もないところか何かを生み出す…

凄く泥臭くて地味な作業だと思います。


エジソンは白熱電球に使うフィラメント材料を

探すのに大変苦労したといいます。

当初は木綿糸を始めとし、

何と友人のヒゲまでも素材として試していたとか(笑)

6000種にも及ぶ素材を試した結果、見つかったのが「竹」。

その後1894年に至るまでエジソンの

白熱電球は全世界に明かりを灯し続けました。

(ちなみにこの時に設立されたエジソン電灯会社が

 現在のGE(General Electric)社の前身になっています)


ソニーを創業した井深大は設立当時、

日々の生活資金を得るためにラジオの修理や、

電気座布団の販売までをも手がけていたとか。

他にも和菓子やミニ・ゴルフ、計算尺など

ありとあらゆる金儲けのアイデアが上がったようです。

その泥臭い創業時代を乗り越えた後にやっと、

ウォークマンやテープレコーダーといった

大ヒットが生み出されることになります。


    ■「起業家」と呼ばれる存在
    

このように洋の東西を問わず、

ゼロからイチを作りあげた人たちは

大変な苦労と泥臭い作業を共にしています。


でもエジソンが友達のヒゲで実験していなかったら、

僕たちの夜に明かりが灯されることはなかったかもしれない。

井深大が電気座布団で生計を立てていなかったら、

僕たちが電車の中で音楽を聞けることはなかったかもしれない。


僕はそういった泥臭い作業を乗り越えて

「イチ」を作り上げられる人間になりたいなと思うんです。

これまで30人近くの起業家にインタビューをしてきました。

彼らはまさに「ゼロからイチ」を作り上げるプロフェッショナルです。

1日3時間睡眠なんてざら、仕事とプライベートの区別なんて

付いていない人がほとんどです。

それでも彼らがその中で見せる笑顔や口にする1言1言には、

何ともいえない輝きやエネルギーが感じられるんです。


    ■ゼロからイチへ向けて


僕もそんな彼らに憧れ、自分で「イチ」を作り出そうと奮闘しています。

「本サルタント」として発行しているメルマガ「ここ読め本本」は、

この1年で書評数100、読者数1600名を達成しました。

「本を手にとってまずは第一歩を踏み出して欲しい」と

そんな思いで始めた全く新しいインタビュー形式である

「起業家の本棚」は29人の起業家インタビューを終え、

HPとメールマガジンの発行が開始されました。


今やっている活動は小さな小さなものかもしれないけど、

消えることのない「1粒」にしたいと思っています。


    ■一番初めに「積もる」雪に


雪って「積もる」じゃないですか。

だったら「積もる」きっかけになった

始めの「1粒」があるはずですよね。

僕はその「1粒」って凄いなってと思うんですよ。

他の雪が皆降っては消えてゆく中で、

「オレは消えずに残ってやろう」

「後から降ってくる皆を支えてやろう」

ってただ一人頑張るわけですから。


だから僕も降りしきる雪の中で、

地面に落ちても溶けずに耐える

そんな始めの「1粒」になりたい。

理不尽な常識や「大人の論理」に負けず

後から後から振ってくる雪を、

一番下で支える始めの雪になりたい。


だからメンバー始め、読者の皆さん、そして

そこにいるあなたも安心して降ってきて下さい。

1粒1粒が集まれば、どんな小さな雪だって

いつかは大雪原を作れるはずじゃありませんか。


あなたと共に踏み出す「第一歩」を心待ちにしています。

最後まで読んで頂き、どうもありがとうございました。



            2004年 12月25日 

                  DEEP代表
                本サルタント  望月 佑紀





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