愛しのエビちゃんの為に、【自動給水器】を作ってみました。
これをセットしておけば、勝手に足し水をしてくれます。
冷却ファンでの水位低下もなんのそのです。
今回はその製造工程をご紹介。
【使用したモノ】
1)2リットルくらいのペットボトル
2)アクリルパイプ(外径10ミリ、内径7ミリ)
3)エアチューブ
4)チューブジョイント
5)二又分岐(一方コックがなかったため)
6)シリコン(防カビ剤の入ってないもの)
7)瞬間接着剤(ゼリー状の方がいいかも)
まずはアクリルパイプを切ります。
長さは水槽の希望水位からペットボトルを置く場所+ペットボトルの高さ分くらいが適当だと思われます。
僕の場合は約50cmでした。
この長さになるように、糸ノコでカットしました。
先ほど切ったアクリルパイプの先端を斜めにカットします。
これは水の表面張力を抑えるためです。
こうしておいた方が、水位が下がってきた時や上がった時にちゃんと機能する・・・はずです(笑)
ペットボトルのフタに2つ穴を開けます。
使う予定のチューブジョイントの径を測ったところ、5ミリだったので4.5ミリの穴を開けました。
穴はドリルを使って開けました。
ドリルがない場合は、キリやドライバーなどで開けるといいかもしれません。
この後、ここにチューブジョイントを差し込むわけですが、いきなり大きい穴を開けると修正がきかないので、小さい穴を開けてから徐々に広げていった方がいいですよ。
ちなみに、僕はお茶のフタを使いましたが、炭酸飲料のフタの方がいいと思います。
フタの裏側の構造が違います。
炭酸が抜けにくいように、より密閉できる構造になってます。
・・・例外があったらごめんなさい<(_ _)>
チューブジョイントを差し込んだところ。
片方はL字形のものを使いました。
これは用途に応じてでいいと思います。
僕はL字形の方が給水用で、直線形の方を呼び水用にしました。
アクリルパイプにチューブジョイントを接続したところです。
瞬間接着剤で固定しました。
固まるまでの間、ビニールテープで止めておきました。
密閉が気になる方は、シリコンでシーリングしてもいいかもしれませんね。
ペットボトルのフタにチューブジョイントを差し込んで、エアチューブを接続したところです。
まだシリコンでシーリングしてませんが、一応これでも機能しました。
L字形の方は給水用のため、ペットボトルの底面までチューブを伸ばさないといけないので、フタの内側にもエアチューブを接続します。
長さはペットボトルの底面までの長さよりもちょっと長めがいいと思います。
アクリルパイプの方もエアチューブを接続します。
まあ、この辺は特に問題もないでしょう。
ペットボトルに装着したところです。
まだ長さの調節をしてないので給水側が長いですが、実際の設置の時に長さを決めて切ります。
呼び水用のパイプを水槽に設置したところです。
希望水位よりも少し低いところに先端が来るようにセットします。
せっかく斜めにカットしてあるので、水槽壁面側じゃない方にカット面を持ってきた方がいいですね。
水槽の上にペットボトルを置きます。
この自動給水器は動力を必要とせず、サイフォンの原理で働きますので、水槽の上にペットボトルを置くのは必須です。
水面よりも少しでも上であれば問題ないと思いますが、水槽の横に置いてうまくいくかは試してないのでわかりません。
たぶん、水面=ペットボトル内の水位までしか機能しないような気がします。
これは希望水位になったあたりの写真です。
希望水位になると、呼び水用のパイプから水が吸い上げられていきます。
ある程度吸い上げられたところで止まり、同時に給水も止まります。
給水してるところです。
最初はコックを付けてなかったのですが、付けてないとエアチューブとはいえ、そこそこの勢いで給水されていきます。
あんまり急激に給水されると水位はすぐに戻りますが、水質に敏感なエビちゃんがダメージを受けてもイヤなので、コックを付けて点滴法で給水されるようにしてみました。
時間はかかりますが、ダメージが少ないと思います。
使用開始の際は、給水用のエアチューブが水で満たされてないと給水が開始されません。
その状態で、呼び水用のパイプの先端が水面よりも上ならば給水されますし、水面よりも下ならば給水されません。
これを見て作られた方は、実際に使用を開始する前に十分に実験してみてくださいね。
水が溢れてきたりしたらシャレになりませんから(^^;
くれぐれも自己責任でお願いします。
ご利用は計画的に(笑)
いつもありがとうございます<(_ _)>
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